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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
全日本ガンプラバトル選手権 中高部予選 決勝戦! 前編
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「けど、ここで勝たなきゃそれもできないよ? 」

「さらっと現実に戻すのね」

「まぁまぁ気にせず。ほんの冗談だよ」

「お前はこんな時でも冗談を言えるんだな」

「アハハハハ。さてヒロヤ君。景気づけになんか号令を」

なんで俺が?と思ったが、すぐに別にいいかと思った。

「えー、とりあえず決勝戦だ。これに勝てば全国。もっと強いやつと戦える。そしてなにより…」

少し間を開けて口を開く。

「もっと面白いガンプラバトルを味わえる!行くぞ! 」

「「おおっ!! 」」

『GUNPLA BATTLE combat mode』

『Startup』

『Model Damage level Set to B』

『Please Set Your GPベース』

『Beginning plavsky particle 』

『Dispersal』

『Field 1 スペース』

フィールドは、ヤキン・ドゥーエだ。

『Please Set Your GUNPLA』

『BATTLE START』

ガンプラを台座に設置する。今回は決勝戦ということで、ケルサスガンダムにはサブマシンガンを二丁と、フリーダムにはソード付きハンドガンを二つ。そしてV2はベースジャバーに乗っている。

「サオトメ ヒロヤ!ケルサスガンダム! 」

「トオサカ シノ!V2バレットスナイパー! 」

「ハルカゼ トウイ!フィルマメントフリーダム! 」

「チームトライホープ!出ます! 」

「行きます! 」

「出る! 」

「ヨシナ リンドウ、聖騎士ガンダム」

「アマミヤ アカネ、フェザーガンダムゼロ! 」

「コムカイ ユウト! フルアーマーユニコーンガンダム・プランBプラス! 」

「チームセイントライズ!出陣する! 」

そうして、決勝戦が開始された。





ーーー−−





「わりぃ!遅れた! 」

「十五分も遅れてるよオノ」

「このノロマめ………」

「おお、なんだミサカ!?やるのか? 」

ホワチャー!と叫びながら構えるオノ。

「ほう………ならぱその申し出、受けるとしよう」

「はいはいそこまで。今日は次回の為に決勝戦を見るんだから、やるならまた今度にして」

「ああ、そういえばそうだったな。すっかり忘れてたぜ」

「寝ている間に記憶でも無くなっていたのか? 」

「んな訳あるかい! 」

「はぁ………」

頭をかきながらため息をつき、会場に入る
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