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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
全日本ガンプラバトル選手権 中高部予選 決勝戦! 前編
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「ヨシナさんとかそういうの望んでいると、僕のサイドエフェクトがそう言っているからだよ」

お前はちょくちょくそういう危ない橋を渡るつもりなのか!?止めろよ!せめて俺たちを巻き添えにすんな!

「残念ながらそれは不可能だよヒロヤ君。この世界に僕がいる限りは諦めたまえ」

「よし、じゃあ消そう。トウイ。今すぐ自殺スポット行ってこい」

「だが断る! 」

「そんなことより、話を進めましょうよ? 」

「それもそうだね。ヒロヤ君のせいで余計な時間を使っちゃったよ」

「俺のせいかよ!?明らかにお前の………」

「つまりね」

無視かよ!

「僕たちもそれに乗っかって、一対一で戦おうと思っている。ヒロヤ君はヨシナさん。シノさんはアマミヤさんを。僕はコムカイ君と戦う」

「私はそれでいいけど、そうならなかったらどうするの? 」

「だったら、合流して戦うしかないね。以上」

「テキトウね」

「作戦なんてだいたいそんなもんでしょ?気にしない気にしない」

話し合いは終わり、時間を確認すると十二時半になっていた。

「一時間後か………」

「じゃあそろそろ行く?初日みたいに走るのはこりごりだわ」

「あれは疲れたね〜。距離が結構あるし」

さらっと攻められているような気がするが、それは気のせいだと思いたい。いや、そうであってくれ!

「よし!んじゃ会場に向かうか!それでいいか? 」

「あら〜?なんなら私が送ってあげるわよ〜? 」

これ以上その話題はやめてほしいと思いそう言うと、扉が開かれ母さんがそんなことを言ってきた。

「じゃあ頼む。二人とも準備しててくれ」

「もうできているわよ」

「僕も」

「俺だけかよ!?まだ準備できてないの」

準備をすぐに始め(俺だけ)、母さんの車に乗り込んで会場に向かった。





ーーー−−





「………というわけで、私はサオトメ君を倒す。二人は自分のスタイルでいくように」

「了解しました」

「それって好きにしろってことか? 」

「ふっ………まあそういうことだ。好きにしたまえ」

「よーし!じゃあ好きにさせてもらうぜ! 」

拳を鳴らしてコムカイ君が立ち上がる。どうやら気合いは十分のようだな。

「さて、ではそろそろ会場に向かおう」

「わかりました」

夢弓学園から離れて、会場に向かった。





ーーー−−





「ただいまより、宮城予選全日本ガンプラバトル選手権中高部 決勝戦を開始します。天之川学園、チームトライホープ対。夢弓学園、チームセイントライズの試合を開始します」

「ここで勝てば全国か………」

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