episode3 ーOver Destinyー
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ンドだ。」
余裕のある笑みを浮べるエド。
観客からはトドメを刺せ!と言う声と共にレンカに大逆転を求める声が聞こえてくる。
「……ドロー。真紅眼の黒炎竜を墓地へと送り、マジックカード、紅玉の宝札発動。デッキから二枚ドローし、さらに追加エフェクトにより、デッキから真紅眼の黒竜を墓地に送る。
さらにマジックカード、銀龍の咆哮を発動し、墓地の真紅眼の黒炎竜を攻撃表示で特殊召喚する。」
炎柱が立ち上がり、漆黒のドラゴンが猛々しい咆哮を上げ、姿を見せる。その姿形はレンカのエースモンスター、真紅眼の黒竜に瓜二つ。だが、そのドラゴンが放つオーラはそれすらも上回る。
「ど、どうゆうことだぁ?レッドアイズに全く同じなモンスターが炎の中から姿を現したぞ!」
「さらにマジックカード、アームズ・ホール発動。通常召喚権を破棄する代わりにデッキから装備マジックを手札に加え、デッキトップを墓地へと送る。装備マジック、スペールヴィスを手札に加え、真紅眼の黒炎竜に装備する。
装備魔法 スペールヴィスはデュアルモンスターの効果を解放するエフェクトを持っている。これにより、真紅眼の黒炎竜のエフェクトが解放される。」
レンカは墓地へと送られたカードを確認するとほくそ笑み、封じられた本来の力を取り戻した黒炎竜はより一層高く吠える。
「バトルフェイズ。真紅眼の黒炎竜でスパークマンに攻撃する。闇・炎・弾!」
「くっ……やってくれる!」
エド・フェニックス:LP5800→5000
真紅眼の黒炎竜が放った火炎球がスパークマンへと直撃し、粉砕する。
「真紅眼の黒炎竜のエフェクト発動!自身の攻撃力分のバーンダメージを与える!喰らえ、闇・炎・弾、第二ダァ!」
「なっ!?グワァァァ!?」
エド・フェニックス:LP5000→2600
真紅眼の黒炎竜による追加ダメージにより、エドのライフを大きく減らすが、それでも
レンカの残りライフの差は2000以上ある。
2ターン目に許してしまったドレインシールドの影響が此処に来たかと若干悔しげな表情をする。
「メインフェイズ2。カードを一枚伏せ、ターンエンド。そして、このエンドフェイズ時墓地の真紅眼の飛竜のエフェクトが発動される。通常召喚を行ってないターンの終わりにこのカードを除外することによって、墓地からレッドアイズと名のつくモンスターを特殊召喚する。甦れ、レッドアイズ・ブラックドラゴン!」
レンカの掛け声に同調するかのように勇ましい咆哮がドーム内へと響き、上空から漆黒の竜がレンカの目の前へと舞い降りる。
「な、なんとぉ!レンカ選手のフィールドに二体の漆黒のドラゴンが揃ったぁ!威圧感が半端ない!これは、エド・フ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ