俺氏、8歳にしてブラック企業に就職した件
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
か。あ、死んでたわ。
「わかった。飯食ったら準備するから少し待ってろ」
そう言って、俺は飯をかき込み食い終えた。
「こちそうさん。後片付けよろしく。じゃあ行こうぜ爺さん」
俺はあとのことを他の連中に任せてじじいと共に本部へと向かった。
本部へは数分で着いた。車?いいえ、ヘイストを使ったダッシュです。こんな時まで訓練です。
「着いたか」
じじいは何で俺のヘイストダッシュについてこれるんですかねぇ。
「結構距離あったけどなんとかついたな」
「ついてきなさい。案内しよう」
じじいに言われるがままついていくことになった。本部の中は若干居心地が悪かった。どこに行っても変な目で見られるんだよな。というか、噂になってるらしい。どうやら俺はエクソシストの最年少記録になるらしい。どうでもいい記録すぎて涙が出るわ。
じじいが部屋の前で止まった。どうやら目的地のようだ。中からものすごいオーラを感じるんだけど、いったい何者?
「フリードくれぐれも失礼のないようにな」
そう言ってじじいはドアをノックした。
「失礼します。ストラーダです。フリードを連れてまいりました」
「入ってください」
中から声がし、入室を促されじじいと共に入室した。中には金髪のイケメンが待っていた。
「初めまして、フリード・セルゼン。私は天使長ミカエルです。よろしく」
ヤヴァイ、天使長に目をつけられた。なぜここにいるし?ともかく平常心で接さなければ
「ちょり〜っす。よろピクミン!」
…死んだな(社会的に)やらかしたな。後ろからの爺からの殺意がやばい。肉体的にも死にそう。
「はい、よろピクミン」
なんと!なんと慈悲深い。これは信者になってしまいますなぁ。
「挨拶はこれくらいにして、本題に入りましょう。あなたをここに呼んだのは、あなたに渡すものがあるからです」
天使長直々に渡されるものってなんだ?
「あなたにはこれからエクソシストとして頑張ってもらわねばなりません。そこで、私から特製の光の剣と魔力を込めて放つ銃を渡します」
原作でフリードが使ってたやつね。あれ特注だったんだ。
「そして、私からはこれを」
じじいからももらえるのか。まあ、あんまり期待してないけど。じじいが手に持っていたのは一本の剣だった。その剣、ものすごい聖なる波動を感じるんだけど…
「じじい、この剣は?」
「私が使っていた。聖剣デュランダルだ」
はえ?それ将来ゼノヴィアが持つ奴だよね?
「それを俺に?」
「お前なら使いこなせるだろうと思ってな」
8歳の俺にどこまで期待してるんですかねェ?とりあえず、じじいからデュランダルを受け取った。すると
「な
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ