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美しき異形達
第四十一話 夜の熱気その四
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ってしまうのだ。薊もそれがわかっているからなのだ。
「それでアンスコみたいにさ」
「半ズボンはいてるのね」
「そうしてるんだよ」
「下着では寝ないのね」
「それだと身体冷えるからさ」
「冬は特に」
 菊もその辺りの事情は察した。
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