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美しき異形達
第四十一話 夜の熱気その三
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「まあな、けれどな」
「けれど?」
「あたしは棒だけじゃないんだよ」
 こう言ってだ、薊は自身もだった。
 棒をかわした怪人にだ、前に跳び。
 跳びつつ身体を丸めて激しくボールの様に回転しつつその身体全体に紅蓮の炎を宿らせてだった、その身体で。
 怪人に体当たりをした、それでだった。
 怪人の腹にそのままダメージを与えるでなく全身のその炎で焼いた、炎は忽ちのうちに怪人の全身を覆い。
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