暁 〜小説投稿サイト〜
明日の日記
初陣とか言っても実際やる事は変わりませんがご了承ください
U打つ
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
いんですが 」

「 そんなことを考えてたんですか・・・ 」

再び女神様の視線が伏せる。・・・うーん、どうしよう

「 ・・・ってのはもちろん、今考えたんですがね。笑 」

「 ・・・ 」

今日の女神様はなかなか笑ってくれない
どうしたというのだろうか。   ・・・分からなくはないが

「 嘘の下手な人・・・ 」

「 どうですかね 」

「 さっきの言葉、全部本心だったんでしょう? 」

「 想像にお任せします 」

「 もしかして私、励まされてますか? 」

「 そんなつもりはありません 」

「 私・・・全部自分でやってきたつもりでした 」

「 そうかもしれませんよ? そうでないかもしれませんが 」

「 あなたは優しいのか優しくないのかよく分からない人ですね
天界に帰ったらあなたをもっと優しくしてみます 」

「 そんなことできるんですか?汗 」

「 できますよ。だってあなたは私のコマ・・・いえ
『 とっておき 』なんですから 」






憂鬱な女神様と一緒に宵闇に取り巻かれていくこの世界を、僕は悪くないと思えた





[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ