第一章
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らわし一人でもと思っておったが」
「お母さんがいてね」
「そして御前じゃな」
ミンを見つつの言葉だ、準備の中で。
「御前もいてくれる」
「嬉しいの?」
「当たり前じゃ、一人より二人じゃ」
「沢山でお店する方がいいのね」
「そうじゃよ、しかしわしも歳じゃしな」
もっと言えば女房もだ、実はこの歳までそれも長い戦争もあって今も一緒にいられることには感謝している。
「そろそろな」
「引退?」
「そうなるかのう、せめてな」
ここでこうも言ったゴーだった。
「御前が結婚するまでは」
「あれ、そう言うの」
「うむ、頑張りたいな」
「結婚って言われても」
ミンはまだ中学に入ったばかりだ、それでだ。
その話を聞いてもだ、こう言ったのだった。
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