試合後
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
うですか?」
「あら、冷たい。 この間、顔真っ赤にしてたくせに」
「あ、あれは関係ないでしょ!!」
それをここで持ってくるか!? くそぉ!これはかなりの黒歴史になってしまうぅ!!
しかも、知っている相手はこの会長一人。絶対、ぜぇーったいにこれをネタに脅される!
「とにかく、なんでもないんですって。 ご心配、ありがとうございます」
「もう、照れちゃって。 あ、これもらいっ」
「ちょっ!」
俺が食べていたのは定食である。 メインは豚カツ。 そして、なんとデザートまでついているのだ
そんなデザート、楽しみにしていたデザートを!!この人は!ありがたみもなく一口で!
「うん、やっぱり、ここのは美味しいわね」
そんな俺の思いは露知らず、小さな口をモグモグさせると、それじゃ、と言って風のごとく立ち去っていった
「なんか、余計に疲れた気がする…」
そんな俺の呟きは生徒の集まりだした食堂の中で響くことはなかった
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ