試合後
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
夏の白式は大破するといってもいい。 なんせ、サバーニャは移動式武器庫と言われるほどの火力を持っているのだ
そんなことをしてもし、俺が代表を代理で務めてしまえば、原作崩壊だ
それは俺の本意ではない
後半の部分だけを隠して、そう説明する
すると、織斑先生に軽く睨まれた。 え、何で?
「御堂、自分の実力に自信を持つのはいい。 だが、そう言うことを人前で言うのは止めておけ」
おう、どうやら俺は自信過剰の餓鬼だと思われているようです
そうこういっているうちに教室に着く。 織斑先生の後に続いて入ると、なんと一夏が先に席についていた
なるほど。 話の時間を作るために遠回りしてきたんだな
「あれ? 中。 お前俺より先に出たよな?」
「まぁ、先生と話してた」
それじゃ、と一夏に手を振り、俺は教室の奥、自分の席に向かう
先程の試合のせいか、女子たちの視線がイタイ。 特に、真ん中からのと、窓際一番前のやつ
篠ノ之とオルコットだ
あれか、一夏が負けたことがそんなに嫌だったのか
視線に耐え、俺は席につくと、そのまま脱力するように机に突っ伏した。 織斑先生はもう教室から出ていったため、その体勢のまま昼休みまで休むとしよう
さて、昼休みである
俺は一夏達をおいて、先に食堂に来ていた。 一夏達とともに昼食を食するのもいいが、そんなノソノソやっていると、女子の視線のせいでまともに食べられない。 それに、前世はボッチ飯がほとんど。 会社の方では職員の人たちと食べてはいたが、同年代の奴等と食べるのに、何を話せばいいのか分からない
転生しても中身は変わらずってか
「……はぁ、ダメだな。 こんなんじゃ」
「何がダメなのかしら?」
「どわっせぃっ!!」
横からニュゥッと現れたのは何を隠そう、我らが生徒会長。 更識楯無であった
ほんと、アサシンの力でも意識してないと察知できないとか訳がわからん
「アハハッ、変な声出しちゃって。 面白いね君」
「食事中に驚かさないでくださいよ……」
「で、何がダメなの?」
話を聞かない会長さん。 あれか耳がくるくるパァなのかこの人
「何でもありませんよ。 で? 何でここにいるんですか?」
「私もこの学園の生徒なんだよ? その聞き方はどうかと思うな」
「……生徒会室で食べないんですか?」
「そのつもりだよ。 でも、ちょっとここ覗いたらもう君がいたからね。 お姉さん、気になって来ちゃった」
「それじゃ、もう戻ったらど
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ