【東方Project】編
069 君臨している神
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
行使者の随意選択に委譲。……大体こんなところか」
“彼の理想郷が創造主の掟(ディファレント・ディメンション・マスター)”…。……これで構築された世界≠ナは俺の決めた設定≠ノ従わなければならない。……例えそれが神≠ナあっても、だ。……故にこの禁手(バランス・ブレイカー)≠ヘ使い方──設定℃汨謔ナは神殺し≠ェ可能だったりする。
……がもちろん、完璧な物など存在しない様に、“彼の理想郷が創造主の掟(ディファレント・ディメンション・マスター)”にも欠点はある。……構築≠ウれた世界の範囲外に逃げられたら意味が無いし、世界≠展開出来る範囲は俺を中心とした半径100メートルで固定されてしまう──つまりは微調整が出来ないのもおいしくない。
閑話休題。
さて、何でこんな事──禁手(バランス・ブレイカー)≠フご開帳なんかしてるのかというと…。
「ミナ、頼む」
「はい」
ミナのスペックの確認である。ミナ──ミネルヴァ≠ヘ【クライシス・コア・ファイナルファンタジー7】的なステータスに直せば──1000万ものHPなどの、文字通りの[裏ボス]級のスペックを誇っている。……が、実際にどんなものなのかが見たくなったので、ミナに頼んで見せて貰える事となった。
“彼の理想郷が創造主の掟(ディファレント・ディメンション・マスター)”で創った空間はミナが技を放つための世界で、言い方を変えれば使い捨てられる世界≠セ。……だから、ミナがこれから放つであろう怒涛の攻撃の試し撃ちには持ってこいなのだ。
……ちなみに輝夜は、物見遊山の飛び入り参加である。
閑話休題。
その後は“魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)”で創った魔獣≠案山子として“アルテマ”に始まり、“クリムゾンフレア”“コキュートス”“トゥールハンマー”“裁きの矢”“フォトンフェザー”“モーメントスラッシュ”を順に見せて貰い、ミナ──ミネルヴァの、神≠フ異名にも恥じない能力を見る事が出来た。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「……月が綺麗だな」
「……そうね」
アテ≠ェ外れたのか、誰に需要があるかわ判らない帝のぐぬぬ♀轤見たりしながら数年の歳月が経過していた。
ミナがを召喚して幾ばくが経ち、ミナが居るのも当たり前≠ノなってきた頃。家の縁側コオロギが鳴いている様な夜に満月を肴にして、労いの意味やらを込めて三人──俺、ミナ、輝夜で三竦みの様に晩酌をしている。……物憂げな表情をしている輝夜にそう投げ掛けてみるも、どうも返事は芳しく無い。
……ミナが混じっている理由は、ミナも【満足亭】で働き始める様になったからであり、ミナもまた輝夜
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ