【東方Project】編
069 君臨している神
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も知れないが…」
「……まぁ、私の前で普通に分身してたりするからね…。月には魔法みたいな技術も存在してたし、ある程度の理解は有るわ」
輝夜は真人の独白に、そう苦笑しながら返す。……まぁ、“別魅”──輝夜の云う真人の分身は、敢えて分類するのなら仙術≠ノ近いもので、魔術や魔法とはその起源は微妙に違っているのだが…。
「その魔法は色んな魔法があってな。その中には“サモン・サーヴァント”──使い魔を召喚する魔法や、“コントラクト・サーヴァント”──“サモン・サーヴァント”で召喚した使い魔と契約する魔法とかがある。……で、帝への意趣返しも兼ねてミナを召喚して…」
「……今に至ると…」
「ああ」
真人は、まるで納得したくないが理解をした@lな輝夜の締めに言葉少なに頷いた。……そのうち輝夜の──絶対零度が如し視線幾分か柔らかくなった視線は真人からロックオンの対象を替えてミナの方に向いて…。
「……で、ミナだっけ?」
「は、はい!」
輝夜が行っていた真人に対する吊し上げの一部始終を、特等席で余す所無く見学してしまっていたミナは、輝夜の流し目にびくんっ、と身体を震わせた。……輝夜にちょっとした°ー怖を覚えたのか、角度次第ではミナの目端には光るモノが溜まっている様にも見える。
……それから紆余曲折──輝夜がミナに真人は女たらしよ? それでも良いの?≠ニ問う一幕などが有り、そのミナがその問いに覚悟の上≠ニ2つ返事をして輝夜とミナが和解(?)するイベントすらも有ったが、最終的に真人は輝夜を説得する事に成功した。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 升田 真人
「さていくぞ、輝夜にミナ」
「判ったわ」
「はい、マスター」
「……禁手化(バランス・ブレイク)=I」
輝夜とミナの許可を取って、“絶霧(ディメンション・ロスト)”の禁手(バランス・ブレイカー)≠発動させる。それはきっと亜種な禁手(バランス・ブレイカー)=B……俺はこう名付けた。
「……“彼の理想郷が創造主の掟(ディファレント・ディメンション・マスター)”」
“彼の理想郷が創造主の掟(ディファレント・ディメンション・マスター)”……その効果を簡単に云ってしまうのなら…空間の──否、もっと大仰な表現とするなら世界≠フ構築である。判りやすい一例を挙げるなら──
「……設定=B……外界との時間差はマイナス100倍に指定。……構築内の景観は行使者を現在地を中心とした半径100メートル四方をそのまま模倣。……無機生命体は無し。行使者以外の外界からの侵入可否の判別は
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