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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【東方Project】編
066 1つの難題(難易度:ルナティック)
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「あら、あるじゃない。……それも極上のが。……私の全部≠あげる…。貴方が勝てば私は貴方の夫となる──つまり私を好き≠ノ出来る。私は貴方と一緒に居られる。……貴方≠ニ私=Aどちらも得をする割の良い賭けだと思わない?」

(止めろ。……止めろやめろヤメロ止めろやめろヤメロ止めろやめろヤメロっ)

<(落ち着けっ!!)>

「(……ドライグ…? 助かった)」

ちらり、と着物の隙間から鎖骨を見せる輝夜の(なまめ)かしい声に、脳髄がとろけ──俺の警鐘が過去最高レベルで鳴り響く。輝夜を押し倒したい≠ニいう、得も耐え難い欲求に堪えていると…ドライグの野太い──まるでダメな男≠フ様な声音で、ぼんやりとしていた意識が回復する。……同時に、完成≠ウせていた退化論(ザッピングスタディ)…知能を操るスキルで性欲を無理矢理抑制する。

(危なかった…)

……あと少しで、輝夜の狙い通りになるところだった。あと少しで、強姦魔──輝夜の同意があるとは云え、最も忌むべき存在まで(おとし)められるところだった。……ドライグには感謝するのだった。

SIDE END
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