暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【東方Project】編
062 少女修行中…
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引き出して判った事だが、シホは犬か狼の混じり≠セったらしく、シホにはその潜在能力──つまり、妖怪≠フ力を引き出し方を教えてあるので、体力やら膂力やらは普通の人間を凌駕している。

……ついでに、その時のシホからは犬耳と犬しっぽが出ている。俺にケモナーの気≠ェ有ったら修行どころでは無かっただろう。……まぁ、本当にどうでも良いことなのだが…。

閑話休題。

SIDE END

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

SIDE シホ

真人に“修練の門”とやらに入れられる事6回目。そろそろ真人は日生(ひなせ)村を発って、次の居場所に向かって流離(さすら)うらしい。わたしの力も真人からの試験に合格して、修了証書代わりに“鉄砕牙”──純粋な人間≠ナも妖怪≠ナもなく、わたしみたいな混じり子≠フみが使える──真人曰くわたしにお誂え向き≠轤オい刀を貰える事になっている。

(……離れたくないなぁ…)

出来れば…出来ることなら一緒に居たい。“修練の門”の中で経過した約1年で真人の良いところは沢山見付かった。……真人の事を考えるとふわふわとした気分や、胸の奥──心の臓がどきどきと鳴るけど悪い気はしない。……この気持ち≠ェどんな事を意味しているかは判らない。……でも離れたくない=c。それは偽りの無い、私の気持ちだった。

SIDE END
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