【東方Project】編
062 少女修行中…
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つ藍よりも美麗で綺麗で…妖艶だった。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 升田 真人
羅鬼を討った翌日。村はちょっとした喧騒に包まれていた。その喧騒で目を覚ますと、未だ日が昇ってちょっとだけ経過した様な時間帯だった。……騒ぐのも判る。村の脅威だったであろう妖怪=c鬼≠フ死体が見付かったら──俺も何も知らずにそんな珍事に遭遇していたら、俺も驚いただろう。
「真人〜〜っ!」
「シホか」
「シホか≠カゃないよ、どうしてこんなところに居たの? 宴だ宴だ≠チて、村はあんなに活気付いてるのに」
シホの言う通り、喧騒はここ──シホと最初に出会った林にまで聞こえてくる。……が、ついでとばかりに、小さな──それも、至極どうでもいい事が疑問に思えてくる。
(……あれ? シホは何で俺の場所が判ったんだ?)
「……シホはどうしてここに?」
「……あのね真人、私混じり子≠チて話したよね? でね? いつもは普通なんだけど、鼻とか耳に意識を集中すると凄く鼻や耳が利く様になるんだ、わたし」
「へぇ…。……いや、まさか…」
無意味に溢してしまっていた俺の疑問に、シホはまどろっこしい──変な言い回しをしているので、ついシホの顔を見てしまう。……しかし、シホの言う事が正しいなら、疑問が──俺の居場所が判ったか≠ニいう小さな疑問は解氷した。……更に疑問──と云うよりは心配事も沸いてくる。……最悪、シホの言う事が正しいなら羅鬼を討った人間を知ってるという事になる。
「……うん、わたし知ってるよ。あの鬼は真人が殺したって。だって、あの鬼に真人の匂いがこびりついてたから」
「……確かに羅鬼──あの鬼の名前な。羅鬼は俺が殺したよ。拐った女の結末≠聞いてたら、頭に血が上ってな。つい殺してしまった。……で、シホには事実を話したが他に聞きたい事はあるか?」
「じゃあさ、何で村の皆に名乗り出なかったの?」
「……羅鬼と闘ったのは、ただ自分の欲求を満たすためだけだったからな」
そこまで知っているなら取り繕っても仕方ないので、事実を伝える。……シホは徐に──何かを探る様に口を開いて、とんでもない事を宣った。
「真人にお願いがあるの」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「降参か?」
「まだ、いける…よっ」
俺の前でシホがあられも無い姿を晒し…頬を上気させ、乱れに乱れた呼吸を安定させようとしている。……もちろんの事ながら、俺はあのワル(略)──どこぞの髭野郎≠竍幼女性愛者≠ニは違うので、10歳程の少女──シホにいかがわしい事≠
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