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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【東方Project】編
059 目が覚めたら…
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今わたしが混じり子≠ナある事を伝えても、真人は変わってないもん」

「……見た目はそんなに、ただの人間と変わってないからなぁ…」

そもそもが、だ…ティファニア──ハーフエルフと友誼を結んでいた俺からしたら、シホのその悩みは今更♀エが有る。……だがそれ≠ヘシホの悩みなので俺から口を出せる内容でも無い。

「ううん。村の外から来た人はやっぱりわたしが混じり子≠ニ聞いた途端から明らかにわたしから距離を置こうとするもん。……やっぱり妖怪≠ヘ人間の敵なのかな…。でもね、何でかな? 真人の側に居るとポカポカするんだ。……まるでわたしを丸ごと包み込んでくれてる様にも感じるの」

(妖怪≠ヒぇ)

シホはニコニコと笑いながら心中を吐露する。……また、聞き流してはいけない様なワード──新たなワードを溢した。察するに、どうやら妖怪の類いが居るらしい。……また地雷≠フ香りが立ち込めてきた。

ハルケギニアの件に続き、どうやら俺はトラブルにやたらと好まれる体質になってしまっていたらしい。……俺に宿っているドライグの所為である可能性も考慮すると、ドライグを自ら¥hらせた俺自身の自業自得である可能性もなきにしも非ずだが。

SIDE END
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