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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第462話】
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を食べるんだ?」
「………………ぇと」
彼女の方を振り向きながらそう言うが、まだ悩んでるらしい――視線を追うと、ジャンボカツカレーが見えた、隣は海鮮丼だ、列びが微妙な気がするが。
「ジャンボカツカレー食べたいのか?」
「……ぅぅん。 ……肉、嫌いなの……」
そう言って小さく首を振った、肉が嫌いなのは勿体無いと思いつつ、隣の海鮮丼を勧めてみるとそちらも首を縦に振らず、すると――。
「う……、うど……」
「え?」
少しだけ声を大きくして喋るも、やはり女子生徒の活気溢れる声に負けて聞こえづらい。
顔を近付けると一瞬ビクッと反応して困ったような表情を見せた。
「うどんが、いい……」
「うどん? OK、じゃあオプションに何かつける?」
「………………」
こくんっと小さく頷いた更識さんは、小さな口を開いて――。
「かき揚げ、欲しい……かも……」
「かき揚げ? 了解、ここのかき揚げはしっかり揚げてるから美味いよな?」
同意を求めるように更識さんを見ると、僅かに頬を赤くして小さく頷く。
「う、うん……。 美味しい……」
「うん、なら食券買うか? 取り敢えずテーブルを何処にするかだな」
言いながら周囲一帯を見渡す――が、ほぼほぼ埋まっていて、相席するしかない状況に思えた。
「あ……。 テーブル、奥の方が……空いて……る、から……」
そう言って指差す先は確かに人が居なかった、ちょうど俺の視界からでは女子生徒の妨害があって見えなかった所だ。
「確かに空いてるな。 ……更識さん、目が良いんだな? 目が良いってよりは状況把握がいいのかも」
そう言いながら俺はジャンボカツカレーの食券とかき揚げうどんの食券を提出した。
「べ、別に……ふつう……かと」
「そうか? 少なくとも俺よりは把握出来てそうだがな、これが」
「………………」
少しうつ向く更識さん、もしかすると言い過ぎたのかと思ったのだが褒められて照れてるだけだった。
カウンターからメニューが出され、俺と更識さんはそれぞれのメニューを持って席へと向かう。
「そういや、更識さんは何で眼鏡を掛けてるんだ? 見たところ視力が低そうには見えないが」
「これは、携帯用ディスプレイ……だから……」
俺の一門に直ぐに答えてくれる、それが俺には少し嬉しかった。
「携帯用ディスプレイなんだ? 空中投影ディスプレイにはしないのか?」
「あれは……高いから……。 まだ、買えない……」
「確かにな、技術的に見ても最新鋭だからな……復旧率的に見ても低いし、個
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