第6話 蟷螂のなんたら
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「失礼します。誰かいらっしゃいますか?」
アリサとアズサがようやく来れたようだ。部長は完全に己の世界に入ってしまったので勝手に手招きして部屋に入れる。
「いま困ったことになっててな、部長さんはちょっと対応できないから好きに座ってていんじゃないか?」
頭を段ボール箱に突っ込んでいる先輩を見て、2人は不思議そうな表情を浮かべた。
「なにかあった?」
「実は、かくかくしかじか」
モデル部との対戦のことをかいつまんで話す。
始めは困惑していた2人だったが、聞き終えたアズサはキリッとした表情をした。
「それなら、ガンプラ作って私も手伝う。何か使いたい機体はある?」
「え? ありがたいが、多分時間無いぞ。試合は6時に始まるらしいから」
「大丈夫。問題無い」
そういってすぐ近くに置いてあったガンプラの箱を持ち上げ、ニコリと笑った。
「二時間あれば余裕だから」
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