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母の想い
2部分:第二章
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だね、ホワイトって」
「お父さんはすぐにわかったけれどな」
「そうなの」
「猫の顔でわかるんだよ」
 こう娘に答えた。
「猫の顔でね」
「そうなの。ホワイトの顔で」
「そうだよ。頭のいい女の子だね」
「頭のいい」
「これはいい猫が家にやって来たよ」
 素直にこのことを喜んで娘に告げるのだった。

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