暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
もしも4人目がミユキさんだったら
武器提供キュアスティック
第17話 シフォンはまかせて!ベリーの新しい武器!!
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の5人は引き上げた。
 
 翌日、夕方、桃園家では
 
 「良かったね、ミキタン。ブルンが手に入って。」
 「うん、初めなかなかうまく行かなかったんだけど。大事なことをママが教えてくれたの。」
 「大事なことってなんや。」
 「あたしね、ママからたくさん愛情をもらってた。それと同じようにタダ、純粋にシフォンを愛してあげれば良いんだって、ようやく分かったの。」
 「そやな。子供のために一番大事なんは、やっぱ愛やで、愛。」
 「だよね。だってミキタン、最初はブルンのことばっかり気にしてたんじゃない。」
 「うん、本当はシフォンのこと大好きだって思う気持ちが大切なのにね。」
 「まあ、最後にはベリーはんの愛情がシフォンに通じたんやし、良かったやんけ。」
 「うん、そうね。もうすっかりシフォンとも仲良しよ。」
 「美希、大好き。」
 「アハッ、あたしも。」
 「これで、ミキタンのお世話係も卒業だね。」
 「とんでもない。あたしのお世話、本領発揮はこれからよ。」
 「ハーーーーッ。」
 美希はぶ厚い本を取り出した。
 「アアーーッ、育児の専門書やんけ。」
 「あたし、お世話も完璧にやりたいの。おやつは1日1回。甘やかし過ぎはダメ。厳しくするのも愛情なんだから。」
 「すっかり、ハマちゃってる。」
 「ミキタンらしわ。」
 「プゥーーーッ。」
 「どこへ行くの、シフォン。」
 「プリッ。」
 「たっぷり、愛情を注いであげる。」
 「プリーーーッ、キュアキュアー。」
 「ちょっと待ちなさい、シフォン。」
 「堪忍したってや。」
 「ダーーーメ。」

 更に翌日、蒼乃家では

 「可愛い。」
 「キュアキュアーーッ。」
 「良いでしょ。」
 「ブルンのアプリでこんなオシャレができるの。」
 「ねえ、他にもあるの。」
 「もちろん、あるわよ。お次はこんな感じで。」
 美希は、次のコスチュームのコマンドをクリックした。
 「ブヒヒヒヒーーーッ。」
 「ウフフフフッ、アクティブーーーーゥーーーッ。」
 「美希、もっと〜。」
 更に、次のコマンドを選択しクリックした。
 「ワイルド&ビューティ。」
 「でしょでしょ。」
 「親バカや、正に親バカや。」
 「コンコンコン。」
 「ハイ。」
 「美希、ジュースとお菓子持って来たわよ。」
 「ありがとう。」

     完
 

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