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とある3人のデート・ア・ライブ
第六章 颶風の巫女
〜夏休み編〜第2話 奇襲
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飲食店にて。

イン「ふ〜、もうお腹いっぱいなんだよ!また来たいかも!」

ステイル「やれやれ……支給がなかったら、僕は今頃破綻してるな……」

修道女の格好をした銀髪少女と、神父服を着た、赤髪バーコードというよく分からない組み合わせの男がいた。

ステイル「(神裂は上条当麻に用があるとか言ってここを出て行ったけど……一体何日向こうにいるつもりだい?そろそろ、僕一人では彼女相手が辛い……)」

イン「ステイル!帰るんだよ!」

ステイル「(いや、そんなこと言ってたら彼に合わす顔がないな。本来なら僕がやるべきことを彼は完璧……とは言わないが、こなしていたからな)」

イン「ステイル!!」

ステイル「え?な、なんだい?」

イン「さっきからずっと声かけてるのに返事してくれないなんて酷いかも!」

ステイル「わ、悪かった。ちょっと考え事をしていてね」

イン「ふ〜ん……?なら一緒に帰るんだよ!」

ステイル「はいはい」

ステイルは今日のお昼代をカードで済ませると、インデックスと一緒に店を後にした。



インデックスも、上条当麻が失踪したことに関してとても心配しているはずだ。

いや……恐らく一番彼女が心配して、そして心細いだろう。

でも、何度も消えては帰ってきたのだ。あの上条当麻は。

だから信じている。インデックスは。上条当麻が帰ってくるのを。

だからそれまで、側について行くしかない。

そうステイルは、改めて心に誓ったーー





ーーその時だった。

事が起きたのは。






スタッと、二人の数メートル先に降り立つ数人の輩がいた。

手足にブーストらしきものを装着し、マシンガンと拳銃を携えた危険極まりない人。



イン「……何の用なのかな?」

ステイル「誰でも構わないが、もしこの子を傷つけるようなことをしたら容赦しないよ」

二人とも、その輩を睨みつけながらそれぞれ言った。

「……貴方がインデックスですね?」

イン「……そうなんだよ」

ステイル「(やっぱり、狙いは魔導図書館か……)」

インデックスも、ステイルもそう確信した。

しかしーー

「……上条当麻の守るべき人材と判断。これより、実行します」

『……!?』

その名を口にした時、驚かずにはいられなかった。



上条当麻。

インデックスが帰ってくると信じている少年の名。

なぜ、彼の名前が出てきたのか。

その答えを知る前に、それは始まった。



『囮』と言う名のーー『殺し合い』が。




ーーーー
ーーー
ーー



黄泉川「全く……こんな真昼間から忙し
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