4部分:第四章
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あ、間違いない」
皆頷くのだった。何故ならそこにあったのは。
指輪だった。見ればお盆を持っている牧師も顔もそれを見る人々の顔も強張っている。そして何よりも当のマシューの顔が。他の誰よりも強張っているのであった。
その強張った顔で。彼女は皆に対して言うのであった。
「この指輪です」
「ええ、確かに」
「これは」
誰もが彼女の言葉に頷いた。頷くことだけしかできなかった。
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