空白期 中学編 11 「桃色の誘惑?」
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えばあいつらに劣るが、話の内容が人に聞かれると誤解を招きそうなことばかりなのである意味あいつらよりも性質が悪い。
「そんなに怒らないの。学校外で着る水着なんか見せるための水着じゃない。異性の意見も聞いておきたいだけよん♪」
「だったら他に男子はいくらでもいるだろ」
「他の子だと誤解させそうだし……お姉ちゃんのためにも君の周りについて調べとかないといけないからね」
おい、誤解されそうって後に何を言った。絶対俺に関することだろ。顔は背けているのに挑発するように何度か視線だけ向けてきたし。
「で、どうするのん?」
「……水着だけは勘弁してくれ」
「もう照れ屋さんなんだから」
照れもあるが、世間の目を考えた結果だ。都合の良い解釈ばかりするな。
「まあいいわ。水着はまた今度遊びに行ったときに見せればいいし」
「…………はぁ」
「ため息を吐くと幸せが逃げるって誰かが言ってたわよ」
「幸せじゃないからため息が出るんだよ」
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