第4話
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いになるがいつもこんなんだよ、こいつ!
「そんなこと言う暇あったら少しは捜索を手伝ってくれませんかね…。」
『この世界はネット媒体の普及率が低いからな。ワタシの力ではこの世界でガンダムを見つけるなどできない。』
「………戦闘時はサポートしてくれたりするんで言いにくいが、やっぱり言わせてもらう。黙っててくれ!!」
全く、本当に何の手がかりも出てこねーよ。
情報屋に聞いてみても知らないとかがほとんどだし、知ってるって奴も先に情報料よこせだの言ってきて明らかにガセネタっぽいからなぁ…。
「………本当か? その情報。」
「本当ですよ。確かな筋のもんですよこれは、まだ他のとこには出回ってない情報です。ダンナにはいつもお世話になってますからね。大サービスで300万でどうです?」
……………数日後、あれから以外と早く情報が見つかった。今話している少し小柄のダウンジャケットを着た、ちょび髭を生やした中年の情報屋が、ガンダムに関しての情報を入手したという。
300万というと先日の仕事の報酬がほとんどとぶ値段だが、まあこの情報屋には結構世話になっている。コイツの持ってくる情報は今までの経験上かなり信用できるものだからな……………よし。
「わかった、買わせてもらうその情報。………で、その情報はどんな内容なんだ?」
「毎度あり!……はい情報の内容はここから北に50km程にある工場に見たことのないMSが運び込まれたってタレコミがありましてね。証拠写真もありやすぜ。」
そう言って渡してきた写真を見てみると、MS搬入用トラックの荷台に白基調のバックパックに砲身のようなものがついたMSが横たわっている写真があった。
………コレってどう見てもアレだよね、ガンダムXだよね。………どうしよう? これって下手したらガロードが手に入れる1号機かガンダムDXの開発母体になる2号機の可能性があるよな…。そうだった場合コイツを手にいれたら原作ブレイクどころの話じゃないじゃん。
いや、多分唯一詳細が不明な3号機か?
今はまだ原作開始の約5年前だ。少なくともこれがアルタネイティブ社の持っていた1号機ではないはずだ。Gコンがないからまず使い物にならないし、5年も前から持ってたんなら解析するなり改造して使えるようにするなりやりようがあったはずだからな。
2号機だった場合? まあこの時代だからなかなか設備や資材の揃った場所なんて用意できないし、ずっと寝かせてたとも考えられ………そん時はそんときで考えよう。
「どうしたんです?ダンナ?」
「いや何でもない。この情報、ありがたく使わせてもらうよ。」
「いやいやどうも。これからもよろしくお願いしますぜダンナ。」
そう言っ
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