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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第七話「燃え上がれ!帝都・後篇」
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上空を見上げると、そこには紅牙達とは違うもう一体のゲッター1の姿であった。
「こちらは東北支部のゲッターチームだ!これより、貴君を援護する」
「げ、ゲッターだと!?」
東北支部の研究所からはゲッターの出動要請はかかっていないはず。しかし、ここで出てくれたからには天からの救いだった。少なくとも帝国軍らにはそう思えた。
「よっしゃあ!そんじゃあ俺のゲッター1でガンガン行くぜぇ!!」
ゲッター1の担当パイロット、剛田城二のテンションは絶好調であった。
「待ってろよ茜!お前の笑顔を、俺がこの手で守り通して見せるぅ!!」
ビシッと決める城二だが、ジャガーとベアーのコックポットからはうざいといわんばかりの苦情が来た。
「城二さん……いい加減漫画の主人公ぶるのはやめてください?」
「そうですよ?下らん妄想はやめてさっさと現実に帰ってください」
「う、うるさいぞ!?太一!健二!お前らも姉貴に良いところ見せてみろ!?」
「ね、姉ちゃんのことは言わないで下さいよ!?」
長男の太一が突っ込む。
「ところで……九州の一文字兄さんのゲッターチームはどうなってんだ?」
と、城二。
「大丈夫ですよ、一文字さんのことですから美味しいところは城二さんにとっておいてあるので」
「それよりも、まだ敵は残っているんですよ?城二さん、最後はあなた御自慢の、片腕を真っ赤に燃やした「バカ熱ゴッド・ゲッタービーム」で何とかしてください?」
と、次男の健二。
「って!何がバカ熱だぁ!!そこをいうなら爆熱だろうが!?」
「それよりも、早く撃ってください!」
「ったく……そんじゃあ行くぜぇ!?ゲッター・オブ・ハートの名にかけてぇ!!」
城二のゲッター1が地上へ降り立ちゲッタートマホークでBETAへ切りかかる。
「メン!メン!メェーン!!」
BETAへ切りつけるごとにそう叫んでいる城二。
「城二さん、剣道じゃないんですから……」
再び健二が呆れる。
「城二さん!そんなことしている間にもエネルギーの充電が終わりました」
太一の知らせに、待っていたと歓喜になる城二は再びゲッターを浮上させた。
「よぉっしゃあぁ!!そんじゃあ決めるぞぉ!!」
と、ゲッター1は右手を目の前にかざした。
「俺のゲッターが真っ赤に燃えるぅ!キサマらを倒せと轟き吠えるぅ!!必殺、爆熱・ゴッド・ゲッタービィームッ!!」
「城二さん、さっきからサ〇ライズのキャラと被りまくってますよ?」
と、健二。彼言葉を最後に城二のゲッタービーム(以下略)が放たれ、八帖防衛ラインへ進攻するBETA群が一瞬で消滅した。

「なに!BETAの小規模群が地中を進んで帝都へ!?」
一方嵐山補給基地にて、受話器を取る俺はそう叫んだ。これは、速やかに急行せねばならない。幸い、こちらの戦況はゲッターによって
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