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〜転生者物語〜緋弾を守りしエネイブルと黒き白夜叉
弾込めU 転生前は友達でも転生後は敵……コレアタリマエネ
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6月16日 土曜日 強襲科体育館

[……………………まずい…ひじょぉーにまずい]ポツリ

コンチャス。 現在強襲科の体育館――別名 コロッセオ――のすみで頭抱えて座ってます。 訓練? 強襲科はノルマをこなすと後は自由に訓練をする、自分が何をしたら生き残れるかの考えを体で覚えさせるためだ。 殺伐してますね。
特にここ強襲科は100人に3人弱は死んじゃって卒業できない、そのため一般中の奴等もすぐこの考えが浸透しやすいのだ……といっても大概は強襲科じゃなくて狙撃科や探偵科、車輌科などなど……大概は強襲科には所属しなかったりする。 
じゃなくてだ、俺は単位問題に頭を抱えている。 クエストはおこつがい稼ぎ程度にしかやっておらず――1年でも5月の頭からクエストが受けられる――後1,5単位も足りないのだ!!  これは結構痛い。 何故なら夏のクエストブーストは勿論の事、単位がいい所から売れていく、この時点で1,5単位も足りないのは結構厳しい。 1年は低級から中級クエストしかやらさてくれないので、なおのことこのクエストブーストは売れるのだ。 少しは考えろよ教務科。 

(本当になんとかしないとな)

しかし、さっき携帯で調べたところ……0,2単位の任務しかありません(泣)  
このままじゃ留年一直線だぞ俺、何とかしろよ俺。
だがしかし、ない頭をひねりにひねってもまったくでず、今日一日はこんな感じですごしたのであった。

◇  ◇  ◇

次の日の日曜日の昼。 俺は防弾制服を着た状態でとあるカフェの限定ケーキを求めて、未来のキンジやレキがやってくるショッピングモールにやって来ましたぜ。 家の家訓は【糖分】だからねぇ〜、俺はもう糖尿病の予備軍になってると思う。
さてさて、野郎の武偵一人てきたのは少し怪しまれたが、普通にメニューを頼むと警戒心も解いてくれた。 待ってる間は本を読んで待つのが俺の昔からの趣味、ブックカバーが掛かってるから分からないが……ラノベである。 待つこと数分……

[お待たせしました。 こちらが弩級戦艦チーズケーキ号でございまぁ〜す]

俺は本を鞄に仕舞い、目の前にあるケーキに視線を注ぐ……が

(な……な……なんじゃこりやぁぁぁぁぉぁぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?]

このケーキの何が俺をそんなに驚かせたって……これでもか!!ってぐらいクリームをぬり、その上にイチゴやブドウ等の果物類が大量、ケーキの中にも苺が入ってるし、戦艦に着いてる砲台のチョコ番、そして止めにホール1個分!! 
名前は店員がいっていた通り……弩級戦艦チーズケーキ号!! てかっこれ作った人のネーミングセンスが悪すぎwww。
しかし、頼んでしてしまったのは仕方がない。 腹をくくりケーキにフォークをぶっ指し、切り取ったケーキを口に
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