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江戸の、農民の息子の話。
秀希の物語第一話!

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ここは江戸
幕府は、差別を無くすとか、言ってるが
結局は、俺らみたいな農民は、差別の的にされている。
こんな、日常俺は捨ててしまいたい。
だが、そんな上手くはいかないのだ。
こんな俺を見捨ててくれてないのは、
この町の人と両親だけだ。
両親といっても、ばあちゃん、じいちゃんしかいない。
ばあちゃん、じいちゃんにはとても感謝している。
秀希[さーて今日も、そろそろ手伝うかな。
ばあちゃん、なにやればいい?
ばあちゃん[じゃあ、じいちゃんと一緒に畑を耕してくれ。
秀希[分かったよー!
今のところ、ばあちゃんは元気に見えるが、本当は今にも死にそうなのだ。
よく耐えてるよな。
秀希[じいちゃん手伝うよー!
じいちゃん[おう!じゃあ、そこのくわで耕しといてくれ。
秀希[うん!
秀希[えっと、くわは倉庫にあるんだった
   ー倉庫にてー
秀希[あった、これだ、さーてと
じいちゃん[うわぁぁぁぁぁ!
秀希[この悲鳴はじいちゃんの声!
ばあちゃん[やめておくれ!ぁぁぁぁぁぁ!
秀希[ばあちゃんまで!
いったい皆どうしたんだ?
そこには想像もしてなかった景色が広がっていた。
秀希[嘘だろ、じいちゃん、ばあちゃん。
そこには、じいちゃんとばあちゃんの死体があった
秀希[じいちゃん、ばあちゃん、、、、、、
走り出した、泣きながら、宛もなく。
そう、宛もなく。
今日、僕の何かが、何かが、
    変わった


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