2部分:第二章
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これもかなり独特であった。
「プロデューサーも兼ねてるしな」
「殆ど独裁者だな」
これはいささか悪口になっていた。少なくとも肯定する言葉ではない。
「それだとな。しかしだ」
「これだけの映画を作れる」
「一人で」
「やっぱり何者なんだ?」
「どうやって映画を作ってるんだ?」
疑問は尽きることがなかった。
「本当にわからないな」
「何もかもがな」
佐藤に関する謎は深まる一方だった。だがその謎をよそに彼はまた新たな映画を作ることになった。その主演に選ばれたのは今売り出し中の女性アイドルだった。
「私!?」
「そう、夕菜ちゃんよ」
彼女のマネージャーが本人に話す。その女性アイドル能登夕菜はキョトンとした顔になっていた。
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