宿泊
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潜入させるのは難しい。それに管理局の性質上、潜入任務の経験がある人間はほとんどいない」
「私達が認める実力を持っていて、かつ潜入任務の経験がある。更にアレクトロ社にマークされていない人間を、最高裁が終わるまでに見つけられるのでしょうか?」
「そこはわからんが……見つけられなければ、この裁判に関わるのは却下する。俺達自身もそれなりに危ない橋を渡っている状態なのだからな、余計な火の粉を降らせる真似は避けたい」
「承知していますわ、閣下。しかし即時行動できるように、顔合わせぐらいはしておいてもよろしいのではありませんか? それに私、興味をそそられる存在がありましたの」
「ほう……? エレンが興味を抱くとは、随分珍しい存在だな」
「ええ。“太陽の使者の代弁者アリス”、ぜひ拝見してみたいものですわ」
「……良かろう。こちらには弁護士の資格もある、被告人の様子を知りに来たという名目ぐらいなら立つ。行くぞ、エレン」
「はい、閣下」
そして二人は向かった、サバタに導かれた者達の所へ。
再会の刻は近い。
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