第十五話 緒方中尉!!バスケと空軍の関係は知らん!その三
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「天下の様々な意見を求めそこからよきものを取り入れるものでごわす」
「異論を認めないことはあってはならない」
「絶対に、ですね」
「そして迫害、弾圧は」
「ましてや粛清なぞ」
「全体主義は日帝衆の理想ではあり申さん」
ナチスやソ連の如きそれはというのだ。
「犯罪者ならともかくでごわす」
「日帝衆と違う意見であろうとも」
「また日帝衆の中に様々な言葉があろうとも」
「それが外道なものでなければ」
「よいのですね」
「シリアルキラーや某巨大掲示板の荒らし、日教組の如き連中は論外でごわす」
所謂この世に害しか為さない連中もいる、そうした連中は粛清する。しかしそうした連中以外の者はというのだ。
「しかし異論を認めてこそでごわす」
「大器ですね」
「天下の」
「日帝衆は大器であれ」
「そうでなくてはならないからこそ」
「おいどんは異論を認めない者を認めないでごわす」
断固として、というのだ。
「おいどんへの悪口も構い申さん」
「日帝衆への批判も」
「それもですね」
「誹謗中傷も構わないでごわす」
そうしたものも正面から受ける、それが西郷だ。
「何を言ってもいいでごわす」
「だからこそですね」
「日帝衆は反論を受ける」
「それも正面から」
「そうなのですね」
「その通りでごわす」
まさにというのだ。
「ネットでもテレビでも何処でも何を言ってもいいでごわす」
「日帝衆への攻撃もまた」
「それもですね」
「批判はおろか誹謗中傷、罵倒も」
「構いませんね」
「そうでごわす」
実際世間には様々な者がいる、中には日帝衆をネットで誹謗中傷する輩もいる。しかし日帝衆そして西郷はそうした輩に何もしないのだ。
それどころかだ、西郷は笑ってこうも言うのだった。
「むしろそれが面白いでごわす」
「誹謗中傷を受けることもまた」
「それもまた」
「言いたい者は言える、それがいい社会でごわす」
「しかし誹謗中傷は」
「誹謗中傷でしかありませんが」
官僚達はここであえてこう言った、西郷に対して。
「しかしですね」
「それもまた受け入れる」
「そして弾圧しない」
「抑圧も」
「おいどんは聞かないだけでごわす」
つまりスルーするというのだ、受けても。
「それだけでごわす」
「批判は聞くが誹謗中傷は、ですね」
「一切聞かない」
「罵倒もまた」
「それだけですね」
「かえってそれを言う輩の器がわかるでごわす」
それが、というのだ。
「おいどん達が傷つくのか」
「全くです」
「それはありません」
「我等は確かに批判は受けます」
「しかし誹謗中傷は受けても聞きません」
「ですから」
「批判と誹謗中傷、罵倒は違うものでごわす」
前者と後者の二つを一緒に
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ