29話:LEVEL4-judgement genosider-
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見て風紀委員の少女は「いくらなんでも様子がおかしすぎないか?」と、先程自分を襲った女を心配し始めた。
「違うのよあたしじゃ無いのよ!」
ようやく少し落ち着いたと思ったらそんなことを言われた。
「でもわたくしはあなたがモデルガンで支給品を寄越せと脅してきたことをはっきり覚えてますが‥‥‥」
「だから違うって言ってるでしょ! あたしじゃなくてジェノサイダー翔がやったって!」
ジェノサイダー翔―――恐らく人名だろう。
「‥‥‥とりあえず詳しい話を聞かせてくださいまし」
相手の様子を見れば冗談やホラの類ではないのはわかるし、先程血塗れたノコギリをチラつかせて脅したにも関わらず激しく抵抗している。
何かしらの事情があるのだろう。
それがバトルロワイアルと関係があるのかも知れないし、今は話を聞いた方がいいだろう。
「で、でもあんたどうせあたしのこと頭のおかしいキチガイ眼鏡とでも思ってるんでしょう!?」
まさか、拒否されるとは思わなかった。
「ここまでの不細工でしかもわけの分からない事ばかり話す頭のイッちゃってるキチガイだけどいざというとき利用できるから生かしといてやろうって魂胆なんでしょう!?」
いや。
そう思うのは無理はないが、疑ってる相手にストレートにそんな事を言うか普通。
どんだけコミュニケーションが下手なのだろうか。
「い、いいわよ殺しなさいよ! 十神様が仇を―――」
だんだんイラついてきたので腐川の真横にノコギリを空間転移させた。
「‥‥‥少し黙ってくださいまし」
「は、はい」
「落ち着いたらちゃんと貴女の事を話してくださいませ。まあ、名前くらいは今聞いときますが」
「ふ、ふふ腐川、ととと冬子です」
「腐川さんですね。わたくしは白井黒子ですの」
【白井黒子@とある科学の超電磁砲】
[状態]:健康
[装備]:血塗れたノコギリ@School Days
[道具]:基本支給品、ランダム支給品二つ
[思考・状況]
基本思考:お姉さまと佐天さんと脱出
1:はやく二人と合流したい
2:腐川冬子について詳しく話を聞く
【腐川冬子@ダンガンロンパ】
[状態]:恐慌(中)、首に鈍い痛み
[装備]:脇差し@現実
[道具]:脇差し@現実、ランダム支給品二つ
[思考・状況]
基本思考:十神様の為に参加者を皆殺しにする
1:現在の人格は腐川冬子
2:黒子に対する恐怖(中)
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