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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
コラボ編 Cross over the various world
Story-cross1-12 逆らえないもの
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とsorrowのことに俺が介入するのも…………ユキとしてはあまり心地よくはないだろうな。

「シャオンさん…………」

俺の答えは一つだ。

「ユキ……お前は仲間を信じる。だから、俺はお前に託す」

「私も君に託す。シャオン君の信頼した人ならやってくれるから」

「ありがとうございます。じゃあ、sorrow……どこからでもかかって…………っ!?」

ガシュッ!

「ぐあっ……!」

「ユキ君!」

「何をしたんだ…………?」

「簡単なことさ。

この世界のシステムに少しだけ干渉して、特定の座標に向けて攻撃しただけさ」

「…………そんなこと……っ…………」

「まだ立ち上がるのかい? それなら僕も容赦しないよ」

『ユキ…………』


八方向からの必中弾が何度もユキを襲う。

スキルを使う余裕のないユキは反撃出来ない。

この世界ではあり得ないはずの血飛沫が飛び散る。
ユキは大きく吹っ飛ばされ、sorrowはユキを追いかける。

「やめて…………! ユキ君…………

私が行けば済むんだから……」

フローラの言葉に、クリスが反論する。

「しかし、そんなことをしたら……君は二度と元に戻れない可能性だって……」

「それでも……ユキ君が助かるなら!」


俺の中の葛藤は、どんどん大きくなっていく。ユキを取るか、フローラを取るか。

フローラを失いたくない。でも、ユキを見捨てることなんて出来ない…………っ!!


ガスッ!

「なっ…………!!」

『くっ…………!!』

「…………ごめん、シャオン君、クロエちゃん」


麻痺毒の塗られたピックを持ったフローラが、sorrowの方へ向かっていく。

「フローラ…………止めろ…………!」

「そうだよ……! フローラさん、何も出来ない、僕がやられた方が……」

「私が今ここでいなくなっても、きっと助けに来てくれることを信じてる。だから、今は…………さよなら」

「賢明だ。じゃあ、もうここに用はないな」

sorrowがフローラを連れて瞬間移動。


その場に、クロエ、クリス、俺、ユキが残った。


クリスを除く3人は、意識を手放した。














◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆














数分後、俺とクロエ、ユキは目覚め、起き上がっていた。


「ごめんなさい…………シャオンさん…………」

「いいんだ。俺がお前に託したんだ。後悔は…………ないよ」

「しかし、こうなっては助け出さなくては」

『と言っても、どうやって探すの?』

「使うなら…………フレ
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