59局入りとデバイス
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◇ヤマト
リアス、簪の局入り、白音からの逆プロポーズの話から数日後の夕食、リアスと簪は明日から全寮制の訓練校に通う事になっているので家族全員がそろう夕食は数ヶ月間無い。
「リアスさん、簪ちゃん、明日から頑張ってほしいの」
「ありがとうなのはさん」
「ありがとうございます」
今日の三食はやたら豪華だったりする。
「私達は明日の為にもう寝るわ」
リアスと簪がリビングをあとにしようとしたときに俺が止める
「二人ともちょと待った」
「「?」」
俺は二人を呼び止めてポケットから紅と水色のネックレスを取り出し二人に渡す
「それがリアスと簪のデバイスだ。まだ、訓練校用に作ったやつだからそこまでの威力は出ないしAIは入ってない、ついでに、俺の声での目覚まし付きだ」
「「ありがとうヤマト」」
二人とも顔を赤くしている。
「リアスママ、簪ママ、セットアップして!」
「わかったわ、ヴィヴィオちゃん!」
「わかった……」
リアスと簪がベランダにでるのと一緒にその場の全員もベランダに出る。
「「セットアップ!」」
二人のネックレスがそれぞれの武器に変わる
「弓…?」
「刀…?」
リアスの手には紅と白の弓があり、簪の手にはシグナムの『レヴァンテイン』に似た刀が握られている
「リアスのは『ガーンディーヴァ・ルイン・スカーレット』で、矢は少量の魔力を弓に流せば自動で生成してくれる。簪のは『蒼龍偃月刀』だ」
「「ありがとうヤマト///」」
顔を赤くしているが喜んでくれたな
「帰ってきたら、それの完成型のデバイスを渡すから頑張ってな?」
「「うん!」」
あ………リアスの『うん』と言うことはデレデレ化しているな
二人はデバイスを解除しネックレスに戻す
「おやすみヤマト?」
「おやすみ……」
「おやすみ」
二人はリビングを後にした。
「ヤマト、モテるの…」
「いきなりどうした、なのは?」
「何でもないの!」
少し怒りながらキッチンに入っていくなのは
「?」
男の俺には女女性の気持ちはよくわかりません!
◇
翌朝、俺達はリアスと簪を送り出していた
「行ってくるわ」
「行ってきます……」
「いってらっしゃい、リアス、簪…」
「いってらっしゃい、リアスさん、簪ちゃん…」
「頑張ってきてね!リアスママ、簪ママ!」
「「…………」」
リクトとマヤは静かに顔を下に向けていた。
「リクト、マヤ、しばらくは会えないけど良い子でね?」
「「うん、ママ!」」
今まで一緒だったから離れるのが嫌なの
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