第五話
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」
レ級と同じく頭を抑えるヲ級。よく見ると帽子の方も涙目になっている。
「ギャアアアアア!!!」
さらに、ル級は横から鐘つき棒のように襲って来た丸太に吹っ飛ばされ・・・
「ウワアアアアアア!!!」
リ級は頭上から降って来たクモやムカデといった気持ち悪いムシに襲われた。
一方、のぞみと艦娘達はラピートの屋敷に到着していた。そして、彼らは屋敷内にある倉庫に案内される。
「皆、ここにある武器を使うでござる。」
そこには、刀や手裏剣といった忍者が使う事でお馴染みな武器はもちろん、槍や弓矢などもあった。
「済まない、ラピート。」
「礼には及ばないでござる。」
「じゃあ、使わせてもらうぜ。」
のぞみがラピートに礼を言うと、天龍や龍田、伊勢といった刀や槍を使える艦娘や、弓矢を使うタイプの空母娘が武器を手にとっていった。
「やっと、着いたぞ・・・」
ラピートの屋敷の前に到着したブラッチャーと深海棲艦達は満身創痍であった。
「来たな、ブラッチャー!深海棲艦!!」
そこで、さらに悪い事に彼らを武装した艦娘達が待ち構えていた。
「なにいいいぃぃ!?お前たち、どこでそんな武器を!?」
「ラピートが貸してくれたのさ。」
「これで、形勢逆転ですよ。」
武器を構えてジリジリと近付いて来る艦娘達。それに対しブラッチャー達は・・・
「どうします、親分?」
「決まっている。逃げるんだよぉ!!!」
その場から逃げた。
「オイコラ!待テ!!」
「私達ヲ置イテ行クナ!!」
深海棲艦達もそれに続く。
「逃がすか!ライトニングライキング!!」
「忍者剣、関空斬り!!」
ドッチューン!!
「「お風呂から出たら!」」
「パンツ履けよな〜!!」
「覚エテロヨ〜!!」
「「「レ級様〜!!!」」」
が、のぞみとラピートの必殺技でぶっ飛ばされた。
ブラッチャーと深海棲艦を撃退した一行はラピートに別れを告げた後、のぞみに乗って鎮守府に戻る所であった。
「折角の休暇だったのに、あいつらのせいで台無しデース。」
「お姉様の言うとおりです!」
「提督ともラブラブ出来なかったデース!」
「お姉様!?」
未だに、休暇を邪魔された事に対する怒りが治まらない様子の金剛と比叡。しかし、霧島と榛名は別の事が気にかかっていた。
「しかし、深海棲艦がかつての提督の敵と手を組んでいたとは・・・」
「これは、運命なのかもしれませんね。」
「いえ。上層部が最初からこの事に気付いていて、それで提督をスカウトしたと言う事も考えられます。」
「まさか、それ
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