第3話
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バズーカを放ってきた。すぐさま避け、牽制のために装備していた重突撃機銃で弾丸をばらまく。3機共避けられたが、予想通り散り散りになってくれた。まずは近いヤツを狙う!
バーニアを噴かせ、一番近いジェニスに突っ込む。敵はマシンガンで迎撃してくるがそれを最小限の動きで横に避け、重斬刀で敵を一刀両断にする。
「おりゃあぁ!!」
胸部から真っ二つになり、小爆発を起こし倒れる敵。敵が倒れきらない内にすぐさま残りの2機にもう一度重突撃機銃をばらまく。片方の敵の左肩部に当たり敵が残った腕でマシンガンを放つが、楽々と避けれるレベルだ。左に避け………
ビー!! ビー!!
『後ろからロックされている。』
「ちぃ!!!」
あの機体に集中しすぎた! 後ろを向くともう一体がバズーカを構え、撃つ寸前だった。このままでは避けきれずに当たる、ならば…
「直感!」
精神コマンドを発動させ、上空に退避。直後にさっきまでいた場所にバズーカの弾丸が着弾し、爆発を起こす。敵はもう一度こちらに照準を合わせてくる。だが、そう何度も撃たせると思うな!
重突撃機銃をセミオートで放ち、バズーカを破壊。そして敵目掛て重斬刀を投げつける。重斬刀は見事に敵の頭に命中し、爆発を起こし敵はその勢いで後ろに倒れ込んだ。すぐに最後の一機がいるであろう後ろヘ振り向くが、そこには何もいなかった。一体どこに消えた?
『センサーには何の反応もない。どうやら仲間を捨てて逃げたようだ
な。』
「………どうにか切り抜けたか。」
撃墜した敵機を見てみるとコクピットから出てきたパイロットが機体を捨てて逃げ出していた。どうやら生きていたみたいだな。
これがオレが転生して初めて経験した実戦の結末だった。
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