第3話
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界で生き抜くことができる程強くなるのは無理じゃ。」と言われましたので。」
と返された。………やっぱりろくでもないじいさんだったわ。というかオレに恨みでもあるのか。
とまあ、自分でもよく耐え切れたと思う位の日々だった。こんなことなら転生特典に「ロボットを乗りこなせる位強い肉体」とかを入れておけばよかった。でもあの訓練内容を耐え抜いたとはいえ、よくこの半年間だけで「少なくとも戦場に出ても油断さえなければザフトの兵士相手でも生き残れる。」と言われる程に強くなれたな。というかコーディネイターでも危ない訓練を耐えれるってこの体一体どうなってるんだ?
オレは今、秘密基地以外の世界にいる。………ここまで来るのに苦労したわホント。なお、場所はスーパーロボット大戦Zの男主人公ルートの序盤にでてくる「荒廃した世界」だ。時間はだいたい原作開始の9年位前。なお、基地との時間差はこっちで1年過ごしてもあちらでは4ヶ月程しか経たないらしい。
というかとてつもなくデカいクレーターが見えるんだがあれか? 確か6年前に宇宙革命軍が落としたコロニーでできたヤツか?あんなもん落として地球がどういうことになるか考えなかったのか?
………いや、多分知ったことじゃないって感じか。でなきゃこんなこと普通できるわけないな…。自分で来といて何だがとんでもない世界だなぁ、ここ。
『で、どうする洸。』
「それじゃ、まずは街に行きますか。」
ちなみにハロもついてきている。このハロの名前だが、保留にしてある。あまりオレにはネーミングセンスがないため、色々と候補を言ってみたが、全て却下された。なので見た目そのままに名前がちゃんと決まるまでハロと呼ぶことにした。オレに対しての口調が変わっているのは名前を決めようとした時に普通に接してくれと言ったところ最初は渋っていたのだが、最終的にあちらが折れてこういう口調になった。
………渋ってたとは言ったが、実のところすぐに口調改めたんだよなコイツ。
この世界に来たのには2つ理由がある。一つ目が実戦経験を積むためだ。いくらシミュレーションでいい結果を出せようとも、実戦経験が不足していれば本番で生き残れないからだ。まあシミュレーターの最初の
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