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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0928話
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 それでいて、生身での戦闘力に関してもかなり高い。
 ムラタでも今はまだ勝てないだろう。そうなると、当然そのムラタと互角のロゥリィにしても高畑には勝てないという事になる。

「ま、色々と詳しい話はさておき、あまり時間が掛かってもなんだ。そろそろ出発するか。武器の積み込みを始めるぞ」
「分かったよ。僕も手伝うから、早いところ出発しよう」

 今回移動で使うのはエアカー……ではあるが、ホワイトスター内で使っている普通のエアカーではない。
 何しろそれなりの量の武器や防具を運ばなければいけない以上、当然多くの積載量を求められる。
 結果、ホワイトスター内でも荷物運搬用に使っているトラック型のエアカーを用意して貰った。
 ……いやまぁ、荷物を運ぶだけなら俺の空間倉庫があるし、移動するにしても影のゲートがあるんだけどな。
 言うまでもなく、それらを使わないのはこれからハイエルフ達が自分達だけで商売する時の為に慣れて貰う為だ。
 まさか武器や防具を売りに行く度に俺が一緒に行くわけにもいかないし、武器や防具の運搬に関しても同様だろう。
 ちなみに、エアカーの運転に関してはハイエルフ一同に教え込む予定となっている。
 最初この話が出た時は、敵対している相手に武器や防具を売るのはどうかという意見も一部……ほんの一部では出たが、それも強い反対ではなく、あくまで一応念の為というべき意見だった。
 考えてみれば当たり前なのだが、剣や槍でメギロートを倒せる筈も無いし、鎧や盾でイルメヤのビームガトリング砲を防げる訳もないのだから。

「よし、じゃあ荷物を荷台に積み込むぞ。ムウ、ムラタ、高畑、ロゥリィ、テュカ、いいな」

 量産型Wが運転する巨大なトラック型のエアカーが到着して荷台へと剣や槍、盾、鎧といった武器や防具を積み込み始める。
 一応このトラック型のエアカーは6人乗りだし、俺達も6人だからこれ1台で問題はないだろう。
 もし何かあったとしても、荷台に詰め込めばいいだけだし。
 ともあれ、その場にいる全員で荷台へと武器を詰め込んでいく。
 量産型Wを使っても良かったんだが、これも一応これからの事を考えてだ。
 大体、俺達がいなければこの武器を下ろすのもテュカ達だけでやって貰うんだし。
 ……まぁ、ロゥリィ、ムラタ、高畑の3人に俺もいるんだから、この程度の荷物を運ぶのに苦労はしないんだが。
 ムウ? あいつは何だかんだとサボりそうだったので、ハイエルフ見学の件を盾に強制労働させた。
 そうして10分程で荷物の積み込みも完了し、出発の準備が整う。

「では、アクセル様。いってらっしゃいませ。テュカもよく見ておくようにね」
「分かってるわよ」

 そんな声を聞きつつ、トラック型のエアカーを発進させる。
 車両の大きさ的
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