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魔法少女リリカルなのは ―全てを変えることができるなら―
第七話
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中で責めてると、隣から謎の視線を感じて振り向いた。
「むぅ……」
「え……え?」
なぜかフェイトが頬を膨らませてこちらを睨みつけていた。
拗ねている子供っぽい様子に、朝我は頭に疑問符を浮かべる。
「朝我、随分なのはと仲がいいみたいだね」
「は、はい?」
「ティアナのことも、ずっときにしてるし」
「えーっと……えぇ?」
混乱に混乱が重なり、そろそろ頭がグチャグチャになりそうになった朝我を、なのはとヴィータは呆れた様子で見つめた。
「鈍いね」
「鈍いな」
「ツーン」
「な……何がどうなってるのぉ!?」
《マスター、女難の相が出ておりますね》
「だから何がだあああああああ!!!」
混沌としてきた空気に、朝我の混乱はさらに加速していくのだった――――。
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