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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第六話「燃え上がれ!帝都・前篇」
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ってきてやることといったら大の字になってうたた寝することしかすることがない。
……あ、そういえば最近風呂に入ってねぇな?この世界に来てからは研究所のシャワー室をつかってきたが、風呂に入ったことはない。下町とかに行きゃあ銭湯の一つや二つぐらいあるだろう?
俺は、再び光学迷彩シートをバイクから外して下町へ向かい、そこへお馴染み長煙突の銭湯を見つけ、そこで一っ風呂浴びてから小屋で寝た。
*
時を同じくして、御三家煌武院家宅にて
「夜分、お呼び出し申し訳ございません……」
悠陽の目の前には陸軍技術部門の岩田中佐と、女性将校の二名が日米共同計画「XFJ計画」についての申請を申しだしていた。
「これが、今回日米共同で行われるXFJ計画の……」
と、巌谷が悠陽へ計画書を手渡そうとした矢先、
「待てぃ!!」
と、障子を蹴り破って一人の白衣を着た老人が飛び出してきた。
「さ、早乙女博士!?」
巌谷は目を丸くして自分同様に悠陽へ計画書を渡す早乙女を見た。
「まぁ……早乙女の御爺様?」
突然の乱入に悠陽も目を見開いた。ちなみに、彼女にとって早乙女は祖父のような親しい存在で、早乙女も彼女を孫娘のように可愛がっている。
「大きくなったなぁ?あ……先日、黒銀のドアホが悠陽にエロいことしたようでわるかったのう?その後わしがあ奴にブレーンバスターをお見舞いしてやった(逆にやられた)」
「いえ、あの夜はとても面白くございました。また、あの素敵な殿方とお会いしたいですわ?」
「ははは……ま、話しはさておき……」
「博士!殿下は今、私共と取り込み中なのですよ!?」
強引に割り込んだ早乙女に、いくら朋輩ともこれは譲れない巌谷であった。しかし、早乙女も巌谷と同じである。
「たわけぃ!あんなモヤシよりも、ゲッターが最優先じゃい!!」
と、悠陽にゲッターの計画書を手渡した。
「今後、アラスカのユー何たらっちゅう基地で行う新型のゲッターロボによる試験運用計画じゃ」
「新型のゲッター?従来のプロトタイプとは違い何か特徴でも?」
「従来のゲッタータイプはゲッター線を約100%以上しか引き出すことができずにいたが、今回の新型ゲッターロボ「真ゲッター」に関してはゲッター線をなんと500%に……いや、本気を出せば1000%以上も引き出すことができる。まさに、BETAのインベーダー共の天敵となりうる存在となる。いや、それ以上の存在となるじゃろうて?」
「それは頼もしき味方ですこと?して……パイロットは?」
「真ゲッター1を黒銀紅牙、続いて2を神威疾風、そして3を紫電赤城が担当する」
「く、黒銀さまを!?」
悠陽は、黒銀を聞いて立ち上がった。そこには、いつもの華やかな御三家の皇女とはちがう別の悠陽であった。
「む?どうした?」
「……紅牙様も、行かれるので
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