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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第六話「燃え上がれ!帝都・前篇」
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……」
「ん?」
「……お触れになっても、よろしいですか?」
「ああ、構わねぇぜ?」
俺の了解も得たことで唯衣はバイクに触った。
「とても振動の伝わる乗り物ですね?」
「一様、男の乗り物だ!そうだ、もしよかったら学校まで一緒に乗ってくか?こんなこともあろうかと(計画的に)ヘルメットも用意しておいたんだ」
「えっ?」
その後、唯衣の栴納が長刀片手に外へ飛び出してきたころには、すでに二人の姿はどこにもいなかったのである。
「くぅ……遅すぎたか!」
栴納は、弱虫をかみしめていた。
「やっぱバイクはいつ乗ってもいいぜ!」
通学路の路上を俺と、後ろでチョコンと横座りして俺の背にしがみつく唯衣の二人がバイクで突っ走っていた。
「く、黒銀様!もう少し安全運転を……」
「お!あそこのリムジンは……」
俺は、唯衣に構わず隣を走っているとあるリムジンの後部席に座るシルエットを目に隣へついた。
コンコン……
そして、その車の後部席の窓へ突っついて乗っている奴を振り向かせた。当然驚くが、俺の後ろに唯衣が載っていたことの方がさらに仰天したようだ。
それもそのはず、だってリムジンに乗っていたのはあの上城とかいう唯衣の同級生で彼女のライバルてき存在らしい。ちなみに俺を毛嫌いしている。
リムジンを追い越して、俺達は学校へ一番に到着した。
「とても気持ちよかったです!」
バイクから降りた唯衣はさぞかし爽快な気分だったろう。
「これがバイクの魅力さ?」
俺は、バイクを裏手の駐車場(職員専用)へ隠すようにおいて今日の授業を受けた。しかし、当然のこと上城のやつはご立腹のようすであったな?
午前の講義が終わり、午後は戦術機による模擬演習とゲッターによる初の公開演習を行った。演習時には爺が来て学徒や先公たちにゲッターを自慢するかのように解説していた。
「これが新たな人類反逆の剣となるスーパーロボット、「ゲッタロボ」である!後にこのスーパーロボットシリーズはわしの朋輩たちを通して次々と生み出されることじゃろう?」
とか、なんとか言いながら自分の作った発明品を褒めたおすことばかりをいうので周囲は疲れ切っている。
「では……さっそくゲッターロボの分子合体をご披露しよう?お前たち!出番じゃ!!」
無線に叫ぶ爺の合図に俺たち三人はゲットマシンで上空を飛び交い、そしていつものようにゲッター1から3までのロボットへ変形合体をしてみせた。
当然今の化学力では実現不可能な現象を目の前で見せられれば周囲は目を丸くするなり仰天するだろう。
「ゲッター1は、空中戦を得意とする強襲用ゲッターロボである。ゲッター2は地上戦に特化した光速機動を用いた突撃戦用ゲッターロボ、そしてゲッター3は水中戦に特化した局地戦用ゲッターロボである。この三体の形態で多目的汎用戦術への移行が
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