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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第六話「燃え上がれ!帝都・前篇」
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が、今の状況はそんなレベルとはケタが違う!緊張と冷や汗にみまわれ、俺は少し心臓の鼓動が荒くなった。
「お待たせしました!」
「ひゃ、はい!」
急に背後から唯衣が出てきたから、変な返事をしてしまった。
「え、黒銀様……?」
首を傾げる唯衣に、俺は苦笑いをしながら彼女に連れられて恐る恐る門をくぐった……
そして、連れてこられたのは立派な園庭である。鯉が泳ぐ池に燈籠の数々……さすがは名門家のことだけある!やべぇ、緊張して何故か腹痛がぁ!
「巌谷のおじ様、黒銀様をお連れいたしました」
と、目の前で一人の綺麗なご婦人と雑談をしている男、それも軍人へそう言うと、男は俺のもとへ振り返った。その顔は、いつしか見覚えのある顔付であった。
……確か、バイクで陸軍省へ送った軍人のオッサン!?
「あ!あのときのオッサン!?」
俺は、つい声に出てしまったことで、あわてて口を押えた。
「いやぁ、久しぶりだね?この前は本当にありがとう!」
「い、いえ……」
俺は赤くなる。
「私と早乙女博士はちょっとした朋輩でね?私から君の預かり手をと思って行ったことだったのだが……ご迷惑だったかな?」
と、苦笑いしながオッサンは俺に尋ねるが、俺はそんなこと毛頭思ってはいなあった。
「い、いいえ!そんなことはこれっぽっちも……」
「う、うむ……本当にそう思っているのなら、いいのだが……」
そうオッサンは俺から目をそらして苦笑いをつづける。なんだか怪しいな?
「黒銀君、こちらがこの家の女将さんで篁栴納さんだ」
オッサンの隣に立つ綺麗な女性が俺にお辞儀したが、どうも歓迎していないような目つきである。
「ど、どうも……」
俺は苦笑いをしてお辞儀した。
「ゆ、唯衣?黒銀君を彼の下宿部屋に案内してくれ?」
オッサンは唯衣にそう言って、俺は唯衣に連れられて屋敷の裏側に連れてこられた。あれ?屋敷へ上がらないのか?
「あの……大変申し訳ないのですが、こちらになります」
唯衣が手を指した場所は……
「何だ、これ……?」
俺はあんぐりを口を開けて呆然とした。目の前には小さな小屋があった……
「あれ、俺って……?」
「も、申し訳ありません……実は、母が黒銀様の同居にはどうも消極的でありまして」
つまり、俺は完全に歓迎されていないというわけだな?
「歓迎せれていねぇのかよ?」
「本当に申し訳ありません。巌谷のおじ様が進めてこられて……」
「だったら、断ればいいじゃねぇか?」
確かに、巌谷のオッサンは他人なんだし別にいいじゃねぇか?
「巌谷のおじ様は、父ととても仲の良い御親友の方でして、母も断りづらかったのでしょう。生活費などの出費はこちら側が負担させていただきますが、そのかわりあの小屋で宿泊することを条件に同居を決めたらしいです」
と、苦笑いする唯衣。俺
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