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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第六話「燃え上がれ!帝都・前篇」
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「……」
目の前には立派な武家屋敷とその門構えが俺を出迎えていた……と、いうよりも待ち構えていた。どうしてこんなことになってしまったのかは俺にもわからない。ただ、無言でいるよりほかなかった。
「……どうしてこうなった?」
俺はつぶやいて、これまでの経緯を回想した。
*
俺たち三人は新たに誕生した帝都支部のゲッターチームとして、ゲットマシンによるゲッターロボの合体訓練に追われる日々を送っていた。
「うあぁ……ゲッターのGって、けっこう肩がこるぜ?」
パイロットスーツを着ていてもなお、やはりゲットマシンにかかるGは戦術機よりも上らしい。そのせいか、訓練前にドカ食いしていた赤城は食った中身を出しちまったようで、今朝方から二日酔いの疾風も同様に吐いちまったようだ……
「こっちはそれどころじゃねぇよ……」
と、衣越しの赤城が隣でそう愚痴っていた。こいつは、普段着はいつも寺の衣を着ている。まぁ、坊さんだからどこは否定しないが。
「う、うぅ~……!」
赤城よりひどいのは、疾風だ。昨夜帝都の飲み屋で酒を浴びるほど飲んだらしくて、朝起きたら頭がガンガンして痛いと訴えてきた。もちろん、爺は容赦なく無理やり疾風をジャガー号のコックピットへ押し込んだという。
「トイレまで我慢しろよ?疾風」
今、ここで出されちまったらたまったもんじゃない。だが、それも既に限界のようだ。
「うぇぷっ!」
……と、どさくさに紛れて疾風の衣の裾をゲロ袋代わりにして吐き出した。
「うげぇ!な、何するんだよ!?」
「だぁ!赤城こっち来んな!俺にも臭いがうつる!!」
「やめろ疾風……や、やめてくれぇ~!!」
「くっせぇー!!!」
ま……午前はそんなこんなでいろいろとひどい目に会ったわけだ。
だが、昼にて俺たちは飯を食った後に爺の元へ呼び出されることになった。別になにも悪いことはしていねぇが、何かあったのか?
「うむ、三人ともそろったようじゃな?」
爺は机に片足を乗っけて水虫の薬を足の指のあいさに塗りたくっている。
「爺、何のようだ?」
俺は恐る恐る尋ねた。
「お前たちに来てもらったのはほかでもない。実は……今日からお前たちにBETAと、その戦術に関する講義を受けるため斯衛軍育成学校へ出向いて期間内の間は学徒として学んでもらう」
「は、はあぁ!?」
冗談じゃないと俺は否定する。あそこには嫌な思い出しかない。まさか……今から行くところも同じ女学校なのか?
「爺!まさか、今から行くとここって俺が行った……?」
「さよう、近くといったらそこしかあるまい?」
「でも、女の子たちが通う訓練校だぜ?大の男三人が行って大丈夫かよ?」
と、赤城も疑問を言う。確かに、俺たちは自慢じゃないがある意味普通じゃない。
「教官は男がやっておるぞ?」
「そういう問
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