暁 〜小説投稿サイト〜
英雄は誰がために立つ
Life11 聖書の子らの新たなる道 −赤VS白− −不敗VS逆転劇−
[3/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
感じなかった・・・・だ、だが、それも時間の問題だな。これからは、ゆっくりと時間をかけて士郎さんに調、きょろんぽ!!??」

 また殴られるゼノヴィア。

 「一応聞いておくが、お前起きてるだろ?それでもまだ、起きたまま寝言をほざくと言うなら・・・」
 「す、すいませんでした!」

 士郎の腕の中から自ら脱出して、敬礼状態で立ち上がるゼノヴィア。

 「で、ですけど、如何して士郎さんが・・・・・・」
 「詳しくは後でな、それより、も!」

 その場を蹴り、一瞬にしてバーサーカーに詰めよる。

 当のバーサーカーは、あの時から今も直、力押しで剣を合わせたまま祐斗を地面に埋めようとしていた。
 事実、祐斗は太腿の辺りまで足が沈んていた。

 「ぐぐぐぐぐ」
 「さぁ、このままけ「ふん!」ぬぅ」

 士郎は一本の剣を投影したまま、バーサーカーの小剣(クラディウス)の鍔に刀身を当てて切り上げた。そして、そのまま手首に向かって投げつけた。

 「壊れる幻想(ブロークン・ファンタズム)
 「むぅぅ」

 しかし、その爆風に負けずに左腕で士郎へ殴り掛かるバーサーカー。
 それをあっさり躱した後に直、懐に潜り込み腕を両手で掴み上げる。

 「全身強化(トレース・オン)!」

 体全体を一瞬で強化してから、合気道と柔道を士郎なりにミックスさせてアレンジした技で、投げる。

 「ふん!」

 投げられたバーサーカーは、そのままゴーレムの軍勢に着弾して、土煙が出来る。

 ッズッォン!!

 間近で戦っていた眷属らは、改めて驚く。
 普段時は確かに完璧超人ではあったが、何所までも唯人であったはずだった。
 それが今は正しく、歴戦の超一流の戦士を思わせる姿と存在感を露わにしていた。

 自分が投げたバーサーカーを見ずに、直に振り替える士郎。

 「さて、大丈夫かい?木場祐斗く「呼び捨てで構いませんよ、藤村先輩」大丈夫そうだな・・・」

 太腿まで沈んでいる祐斗を、勢いも付けずに引っ張り出す。

 「――――っと、有り難う御座います、藤村先輩」

 しかし、この祐斗は士郎に対して通常通り接していた。
 それに驚くゼノヴィア。

 「木場、お前は士郎さんについて驚かないのか?」
 「え?うん、まぁ・・・」
 「祐斗は俺の正体に気付いていたからな。まぁ、気付かせるように、それなりに情報(ヒント)が行くように誘導したんだがな」

 士郎の発言にそれぞれの反応を見せる2人。

 「へ?何時そんな事をしたんですか?」
 「やっぱり・・・」
 「その話は今を潜り抜けてからだ。祐斗、ゼノヴィアを頼んだぞ。あいつは俺が相手をする・・・・・が、もしもの時はサーゼクス様お願い
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ