55二つの世界を繋げる?前編
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◇ヤマト
「ど、どういうことだい?」
魔王領の城の一室、そこには四大魔王をはじめ、天界の天使達、堕天使の元提督のアザゼルや堕天使の提督と幹部達、兵藤眷属のドラゴン達、リアスとソーナ先輩、それして俺、ヤマトがいる
「アザゼル、サーゼクス、リアスは知ってると思うが、俺は五年の間別の世界にいた。そっちで二人の妻と四人の子供ができたが……」
「それはわかりました」
「時空管理局、俺が向こうに居たときに所属していた組織だ。その組織には確かに実力者は多いがただの魔法が使える人間だ。俺達、人外には到底かなわない。もし、はぐれ悪魔が向こうの世界に現れてしまったらどうなる?」
「世界が終わる……」
「最悪そうなるだろうな、よくて死者が続出するだろう」
なのはやフェイトでも下級悪魔の上の相手は大変だろう。
「今は向こうとこっちを繋げているがいっそのこと、この世界を向こうの世界に組み込もうと考えた、だから、今日三大勢力のトップと幹部、最強のドラゴン達と二天領、魔王の娘達をよんだ」
「本音は自分の妻達と一緒いたいだけじゃ無いのか?」
半分当たってしまっている
「ま、まあ。当たっているがもう一つやな予感がしてな」
「嫌な予感?」
「あぁ、死んだ……殺したやつが向こうにいた。もしかしたら、向こうに死んだ奴らが転生されているかもしれない………カオス・ブリケードの奴らとかコカビエルとかな」
『!?』
オオグルマがいたんだカオス・ブリケードの死んだ奴らとか俺が殺したコカビエル、他にも転生されていてもおかしくない
「そんな、奴らを魔法持ちの人間に相手をさせるわけにはいかないのはわかるよな?だからこそ、俺は向こうとこちらの世界をまとめてしまおうと思っている。あいつらが転生されているかもしれないからな」
ここまで言えばあいつらは拒否はしないだろう
「私は賛成します」
「僕は賛成するよ」
『サーゼクス、リアス!?』
まあ、サーゼクスとリアスのグレモリー家からだとは思ってはいた
「わ、私も賛成です………」
次にソーナさん
「そうですね、私達天界も賛成いたします」
天界も賛成した………残りは堕天使組、魔王の三人、ドラゴン組
「俺らドラゴンも賛成だ」
「残りの魔王も賛成するわ」
俺は、心の中でほっとした。まあ、これからがはじまりだ
「ありがとう、計画は3日後に行うことにする。今日はありがとう」
その日の会談は終わりをむかえた。
◇
「ねぇ、ヤマト、さっきいっていた。転生の話は本当なのかしら?」
会談後、グレモリー城のテラスでお茶をしている俺とリアス
「うん。本当だよ、確証は無いけどオオグルマがいたん
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