2部分:第二章
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「いや、何も」
だがクリスはそれを否定したのであった。
「それよりもアーノルド、君の方が」
「俺は別に」
「僕もだ。何も言っていないぞ」
「では一体誰が言ったんだ?」
自然とそういった話になるのであった。
「モンスターか?だったら」
「遂に出て来たか?」
「安心せよ」
ここでまた声がした。
「この森はわしのもの。そなた達には危害は加えさせぬ」
「むっ!?また」
「誰だ?」
「上を見てみるのだ」
声はこう二人に言ってきた。
「上をな」
「上!?まさか」
そのまさかだった。二人が上を見上げるとそこには。巨大な緑の龍がいたのであった。四本の足に巨大な身体と長い首に翼。それはまさしく龍であった。
「龍か」
「それもグリーンドラゴン」
「如何にも」
森の上を飛グリーンドラゴンは二人を見下ろしながら述べてきた。その大きさは小さな城程はある。長い尾も爪も牙もかなりの力がありそうだ。そしてそれだけではないことは二人はよく知っていた。
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