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魔法少女リリカルなのは ~Emperor of the WGOD~
ジュエルシードの脅威
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もそうだけどバリアジャケットっていうのも中々の強度っぽいな。

「いや、すごいことですよ。あなたのおかげで、それにあなたも。自らおとりになってくれるなんて....ありがとう.........。」

そういうとフェレットはぐったりと地面に倒れてしまった。

「ちょっと、だいじょうぶ!?ねぇ?」
「やっぱり怪我が治っているわけじゃなかったんだ。早くどこかで休ませてあげないと....。」

と俺がいうとどこからともなくサイレンが聞こえてきた。おそらくこの騒ぎを近所の人が警察に通報してパトカーが駆けつけたのだろう。となると今度は俺たちが危ない。こんな現場にいたら補導されちゃうし父さんたちにも迷惑をかけてしまう。

「なのは!とりあえず、人気がないところまで逃げよう!!」
「う、うん!」

なのはがフェレットを抱えて、俺が空いているほうのなのはの手をとり二人で一刻も早くこの現場から離れるべく夜の町を二人で駆け出した。走っている中なぜかなのはの顔はずっと赤く染まっているように見えた。




「はぁはぁ。」
「ここまで来れば、大丈夫でしょう。つ、疲れた〜。」

近くにあった公園まできて、なんとか一息つくことができた二人と一匹。
辺りは真っ暗で近くにある街頭が唯一の明かりだった。目の前には少し大きい池があり、街灯の光を反射している。街頭の近くのベンチに座り一休みしていると申し訳なさそうな声で

「すみません.....。」
「あっ、起こしちゃった?ごめんね、乱暴で。けが痛くない?」
「怪我は平気です。もうほとんど治っているから。」

そういうとフェレットは一つ身震いをして、身体に巻き付いていた包帯を振りほどいた。驚くことに夕方あたりまで傷があったそこには全くと言っていいほど傷がなくなっていた。

「ほんとだ。けがの跡がほとんど消えてる。すごい.....。」
「これも魔法の力なの?」
「はい、お二人のおかげで残った魔力を治療に回せました。」
「よくわかんないけど、そうなんだ。ねぇ、自己紹介していい?」
「あ、うん。」
「えへん、わたし高町なのは。小学校三年生、家族とか仲良しの友達はなのはって呼ぶよ。」
「俺は空野燈嗣。なのはと同じ小学三年生だよ。ともって呼んでくれていいよ。」
「僕はユーノ・スクライア、スクライアは部族名だからユーノが名前です。」
「ユーノ君かぁ、かわいい名前だね。」
「よろしくね、ユーノ。」
「......すみません。あなたたちを.......。」
「名前で呼んでくれてもいいんだよ?」
「なのはさんたちを巻き込んでしまいました。」
「あ、その......。」

どうやらこのフェレットもといユーノは責任感がとても強いらしい。さっきから何度も謝ってくるのをみると、本当に申
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