暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico13欠片を集めて全容を描く
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を見合わせる。シャルちゃんが「とりあえず急ご!」先行したから、わたしとルシルとリインも続いた。そんで現場に着く前、「ドラゴンが・・・!」ゆっくりと倒れてくんが見て判った。
「アインス!」
「主はやて!」
第1競技場に降り立って、ドラゴンの側に居ったアインスに駆け寄る。ドラゴンに群がる生徒に、「ほら、離れて!」近付かへんように注意する先生たち。そんで「シスター・プラダマンテ・・・」が剣1本を携えて佇んでた。側にはアムルちゃん達も居って、「ごめんね・・・!」泣き崩れてた。
「プラダマンテ。殺したの・・・?」
シャルちゃんがちょう責めるような声色でそう訊いたら、「いいえ。気を失わせただけです。無暗な殺生なんて好みませんから」シスター・プラダマンテは剣を鞘に収めながら答えた。
「このサイズは幼竜です。まだまだ学の足りない子供ですから、本能に忠実なんですよ。そんな子供を殺すわけにはいきません」
その後、ドラゴンの生態を研究してる施設に連絡が行って、ドラゴンは引き取られた。後日に知らせてもらったんやけど、ドラゴンの名前や、その種類が棲息してる世界が判明したことで、その世界に還されたとゆうことや。
「――なんやあっという間に1日が過ぎてもうたな〜」
陽が傾き始めた放課後、わたしら見学組はシスター・プラダマンテと挨拶を終えた後、トリシュちゃんとセレネちゃんとエオスちゃんを待つために正門で待機中や。午前中はちゃんとした見学やった。そやけど午後はほとんどドラゴン騒ぎに費やしたけどな。でもま「楽しかったな♪」ってみんなを見る。
「ああ」
「ホント♪」
「そうですね」
「良い経験になりましたです」
こうして、わたしらのザンクト・ヒルデ魔法学院の見学ツアーは終わった。トリシュちゃんとセレネちゃんとエオスちゃんとは途中まで一緒に帰って、わたしら見学組は本局・第零技術部へ戻って、そこから海鳴市に帰った。
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