暁 〜小説投稿サイト〜
The end から始まる勇者冒険譚
やっぱ三次産業になるのかなぁ…

[8]前話 [1]後書き
そして俺を見つけオネエさんはホッとした顔をする

「あら!ボク!助けてくれるわよねっ?!」

武器も何もないんですが

「あとは任せたわっ!」

全部投げてよこしやがった

オネエさんはさっきまでのはなんだったんだ
というぐらいなスピードで森を切り拓いていった

…木に当たっても木を吹き飛ばしてる方に
助けなんて必要だったのだろうか

とりあえず呆然と見送る俺+魔物

とりあえず目下の課題は

どうやって戦おう

ってことだよなぁ…

「ゆーうーしゃー!!剣忘れてったぞー!(めんどくせぇ)」

届けに来てくれた!!
あの牧師さんがっ!!!
明日は槍が降るな

「あ?まーものぉぉぉぉぉぉぉ!!」

牧師さんが投げた剣は素晴らしい速度で
飛翔し魔物たちを串刺しにした

本当に勇者が必要なんでしょうかこの世界

「じゃ」

帰りやがった!!

っていうか魔物は殺しっぱなしでいいのだろうかと
そっちを振り返ると金の光とともに
魔物は蒸発して跡形もなくなった

なにか光るものを発見したので拾ってみると

▽【フライパン】を手に入れた!

と頭の中に表示が浮かんだ
…なんで魔物がフライパンドロップするんだろう
あとフライパンは武器にカウントされるらしい

魔王討伐とか市民サークルとかでいけんじゃね?
なんで俺が召喚されたのか謎である

「あーら!ボウヤ、ケルベロスを倒すなんて凄いじゃない!」

最初のダンジョンからそんなもん出てきてたのかよ
そしてどこから現れたんだこのオネエさん

「え、えーとオネエさんはどなたですか」

「うふ?私はタケシ、呼び方はママで良いわよ」

揺るぎねぇ…!!

「たっ、ママはなんでこんなところに?」

タケシさんって言おうとしたら
なんか不穏なオーラが漂ったのでママと呼びました
決して俺の意思ではありません

「ちょっと素材集めに…ね?」

なんの職業の方なんだろうか
[8]前話 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ