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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0927話
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何でしょうか、アクセル代表」

 ヘルメットをしているその姿は、ホドリュー達ハイエルフから見ても異様に映るのだろう。エザリアと一緒に現れた時は特に驚く様子は見せなかったが、改めて声を発すると、微かにハイエルフ達がざわめく。
 やはり量産型Wとエザリアだと、エザリアの方が目立つんだろう。

「お前達は数人ずつでハイエルフの住居を時々見て回れ。他の世界の住人が何かやらかしているようなら止めるんだ。特にネギま世界の住人には注意が必要だな」

 個人の戦闘力という意味では、ネギま世界は全ての世界の中で最も高い。
 ……まぁ、その分人型機動兵器の類は全くない訳だが。
 それに、色々な意味で好奇心の強い奴等が揃っているというのも悪影響を与えそうではある。特にネギパーティの朝倉や早乙女辺りなんかは、ハイエルフという存在がいると知れば無理にでもこっちに顔を出すだろう。
 後は好奇心の強い綾瀬とかか。

「了解しました」

 量産型Wが頷き、早速去って行くのを見ながら、改めてホドリュー率いるハイエルフ達の方へと視線を向ける。

「お前達に言って分かるかどうか微妙だが、俺達はいわゆる連合軍に等しい。ただ、国ではなく世界を超えたものだがな。それ故に、恐らくお前達ハイエルフに興味を持つような者が結構な数ここを訪れると思う。一時期の熱意が収まるまでは、一種の見世物的な感じになると思うが……それでもここにいるか?」

 最後の確認。
 それを理解したのか、ホドリューも先程エザリアを口説いた軽い雰囲気を消して深々と頷く。

「はい、アクセル様。元々私は……私達は色々な相手と交流を持つべく、あの森に集落を作っていました。そんな私達にしてみれば、多くの方達と交流出来るというのは寧ろ喜ばしい事です」

 その言葉に他のハイエルフ達へと視線を向けると、事実なのだろう。皆が特に異論もなく沈黙を守っている。

「……そうか。分かった。それと、お前達に返すべき存在がいる」
「返すべき存在、ですか?」
「ああ。詳しい話は直接見てからだな。……行くぞ。ああ、エザリアとスレイはもういい。仕事の方に戻ってくれ」
「分かった。行こうか、エザリア」
「え? その、いいの?」
「いいんだ。詳しい事は後で話すから、今はアクセルの言う通りにしてやれ」

 それなりに長い間、俺の恋人として付き合ってきた経験からだろう。俺が何をやろうとしていたのかを悟ったスレイが、エザリアを連れて去って行く。
 その後ろ姿を見送り、改めてホドリューへと話し掛ける。

「さて、行くか」
「えっと……その? どこにでしょう?」

 ホドリューにしても、俺が言っている意味が分からないのだろう。いや、寧ろあの短いやり取りで理解するスレイが凄いのか。

「お前達の仲間の
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