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剣聖龍使いの神皇帝
第2巻
戦いの後始末×ランクSSS認定
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先でなぞる。サツキが甘い声を出すが、俺は気にしない方向としてだったが、体をピクンと震わせる。そして腕や脚、背中、全身あちこちをマッサージする事でサツキは最早イく寸前の顔となっていた。

「兄様の指が・・・・とても気持ちいいぃ・・・・」

「だから言ったろうに・・・・。このマッサージを受けた者はこうなる事を・・・・」

事情を知らない者から見れば、何をしている?とツッコまれそうだがこれはちゃんとした治療行為だ。俺は医師免許もあるし、マッサージでの医療関連の資格も持っている。アンジェラと同じぐらいの力量を強制的に出した結果、体がボロボロとなっていたのでホントは《傷跡の治療(ヒーリング・スカーズ)》と言って、素肌の上に直接太古の魔法文字を綴り、該当箇所の傷を治癒させる。俺の回復魔法のような便利ではなく、対象は安静にしていないといけないし、傷の深さにもよるが全快するまでかなり時間がかかる。昨日はぐっすりと眠っていたので、今日が一度目の治療となる。

「ホントは《傷跡の治療(ヒーリング・スカーズ)》だが、俺の回復魔法ならすぐに回復してしまう。それに俺直伝のマッサージを受けた者は、骨の髄まで搾る事になるとやる前に言ったのだがな。俺は無傷だから、サツキと静乃はまだまだ修練不足だ」

「まーやがやりたかったですけど、諸葉は無傷でしたので残念です。また今度になったら癒してあげるのです」

「俺は怪我何てしない体何でな、・・・・ま、俺の部下なら大喜びするだろう(主にロリコンが)」

怪我とかしている暇もないし、すぐに回復しちゃう体なのでな。そういえば静乃の帰りが遅いが何かあったのか?そろそろ昼食にしようと思って結衣と静乃に買い出しを頼んだのだが、四門家の冷蔵庫は食材は尽きる事となった。だから買い物に行くと言って、新たな相談役として蒼い翼兼CB所属の結衣を静乃付近に置いた。沙紀は俺らの所を見ていた。

「ま、結衣がいるから平気だと思うが、嫌な予感しかしないからな。沙紀、俺直伝のマッサージの続きを頼んでいいか?今度は表だ」

今年は空梅雨だとウダッていたのは昨日までで、昨晩辺りから俺らが戦った場所は修復したが異常な電磁波によって市内一帯雪景色となっていた。これに関しても天空神に頼んで、大雪を降らしてもらった。朝からニュースで報道されまくりだし、全国ネットでもあった。まーやの結界があったから、周囲一帯に被害はないが結界外までは考えてないからだ。

「そういえば静乃お姉さんが昨夜、教えてくれたのです。諸葉は昔々、豊かな土地を禁呪で不毛の大地に変えた事が何度もあるって」

「あ、それあたしも聞いたー。昔っていつの事なの、兄様ー?」

「さあな?昔って言われても俺には、創造神黒鐵の時からの記憶があるからどの時なのかは分からん。と言う事でちょい
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